創元推理文庫<br> フレンチ警部とチェインの謎

創元推理文庫
フレンチ警部とチェインの謎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 372p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488106058
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セウテス

64
〔再読〕フレンチ警部シリーズ第2弾。前半はチェイン青年の冒険小説、フレンチ警部は後半にしか登場しない。クロフツ氏の作品には珍しい暗号解読ミステリーではあるが、見処はいつも通りフレンチ警部が地道に足を使った捜査をし、少しずつ真相に近づいて行く処だろう。友人から預かった手紙がもとで、隠謀に巻き込まれてしまう青年チェインは、素人ながらも事件を解決しようとする。この素人さが微妙に良いバランスでスリルも楽しめるが、フレンチ警部がどう繋がって登場なるかも中々のものである。あらゆる点で、異色な作品になっていると思う。2016/06/04

ホームズ

9
前半のチェインの冒険の部分は何回読んでもドキドキしてしまう(笑)そして恋人の誘拐からフレンチ警部の登場、徐々にチェイン氏が狙われる理由が明らかになって行く感じが良かった(笑)これはシリーズの中でも異色な感じではありますがかなり楽しめるので好きな作品です(笑)2011/01/14

ボブ

8
再読、チェイン氏の冒険譚とフレンチの謎解き、中々楽しめました、異色作。クロフツは暗号が出てくることが結構あるが、暗号は今一楽しめないかな、、、2020/12/30

elf51@禅-NEKOMETAL

5
フレンチ警部の2作目にあたる。何者かに薬を飲まされたり,誘拐されたりするが心当たりのないチェイン氏が一人謎を追う。犯人に殴られて倒れているところを助けられた女性と今度は2人で謎を調べ出す。最後はフレンチ警部が加わるという3つの部分に分かれる。展開は面白いが,フレンチ警部の活躍は少ない。また,結末もあっけなく終盤は今ひとつ。暗号解読もある。冒険小説のような感じでクロフツとしてはめずらしいかも。嫌いじゃない。2021/01/07

ホームズ

5
推理小説って言うよりは冒険小説って感じだったかな(笑)2008/03/04

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