創元推理文庫
フレンチ警部最大の事件 (15版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 350p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488106041
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



フリーマン・W・クロフツ[クロフツ]
著・文・その他

田中西二郎[タナカセイジロウ]
翻訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

78
★★★★☆ フレンチ警部のデビュー作。 クロフツといえば何と言っても有名なのは『樽』であるが、個人的には本作の方が好み。 『樽』は様々な登場人物が、交代しつつジワジワと真相に迫っていくが、本作はフレンチ警部が最初から最後まで主役として謎を追う。その点で感情移入がしやすかったのかもしれない。 田中西二郎氏の訳が、40年以上前の古いものであるにもかかわらず、非常に読みやすいのも好きな理由の一つ。2019/06/27

セウテス

54
〔再読〕クロフツ氏と言えばフレンチ警部、後に警視に出世しましたが、作者五作目の本作品がフレンチ警部の初登場でした。この後警部は、作者の作品に殆んど登場する主人公になります。彼は極めて普通の真面目で勤勉では在りますが、名探偵とは程遠い只の警察官の一人にすぎません。一歩一歩情報を得て一歩一歩真実に近ずいていく展開は、フレンチシリーズの特徴であり楽しさでも在ります。読者の中には警部より先に、真実を見破る方も現れる事でしょう。たいへん読みやすい上に、フレンチの人柄も良くフェアな作品です。こんな海外物も在るんです。2015/10/25

本木英朗

32
英国の本格ミステリ小説のひとりであるF・W・クロフツの作品のひとつである。もちろん俺は初めてだ。宝石商の支配人が殺害され金庫からダイヤモンドと紙幣が消えた。事件当夜、支配人は職場を離れて舞い戻った形跡があり、状況証拠はことごとく彼に不利だが決め手にはない。加えてアムステルダム支店の外交官が消息を絶っている。ヤードから派遣されたフレンチ警部である……という話だ。とにかく読もう、それしかないって。ホームズ型探偵とは違ったフレンチ警部の推理を楽しもう。……というわけでまたいつか読むね。2021/06/29

ぽんすけ

23
フレンチ警部ものは初めて読んだんだけど、ここが長いシリーズの起点になるわけか。フレンチ警部はひらめき型の天才じゃなくて本当に泥臭くてまんま昭和。刑事は靴底すり減らしてなんぼの世界の刑事なんだけど、一度食いついたら絶対あきらめない執念の捜査がすごいとしか言えない。そして彼の奥さんが行き詰った捜査にヒントを与えるのが夫婦で良いバランスになっている。あとこの作品に限ったことじゃないけどクロフツの作品は世界を又にかけて犯人を追跡するので、あちこち世界の名所を堪能できる。犯人はやっぱり想像していたあの人だった2026/02/21

星落秋風五丈原

22
宝石が亡くなり殺人事件が起こるところは後の作品『ギルフォードの犯罪』と共通。2021/08/09

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