出版社内容情報
【名作ミステリ新訳プロジェクト】
チムニーズ館でまたしても殺人事件が
ミステリの女王の名作、
バトル警視シリーズ新訳で登場
鉄鋼王に貸していたチムニーズ館(やかた)で、滞在していた若者が死亡した。戻ってきた館の主(あるじ)の娘で行動的なバンドルは、若者の死に疑問を抱き調べ始める。そんな彼女の目の前で更なる死が。車で轢いてしまったと思った若者が実は何者かに撃たれていたのだ。彼が残した「セヴン・ダイアルズ」という言葉は何を意味するのか?『チムニーズ館の秘密』に続く、ミステリの女王の冒険小説。解説=霜月蒼
(初刊時タイトル『七つのダイヤル』を新訳・改題)
内容説明
鉄鋼王に貸していたチムニーズ館で、滞在していた若者が死亡した。戻ってきた館の主の娘で行動的なバンドルは、若者の死に疑問を抱き調べ始める。そんな彼女の目の前で更なる死が。車で轢いてしまったと思った若者が実は何者かに撃たれていたのだ。彼が残した「セヴン・ダイアルズ」という言葉は何を意味するのか?『チムニーズ館の秘密』に続く、ミステリの女王の冒険小説。
著者等紹介
山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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海さん
1
最初からものすごい勘違いをしていたなあ。思い返せばなるほどと思うことばかり。バンドルのおてんばっぷりが楽しい。彼女の活躍がまた読みたい。2025/05/22
茶々丸
1
バトル警視シリーズ2作目。前作「チムニーズ館の秘密」に続く登場人物も数多い。 前作に続き、ビル・エヴァーズレイはちょっと抜けた奴と強調されているが、それが何で最後にああなるのかいまいち納得できなかった。 ロンドン警視庁の刑事“レストレイド”の名前が出てきたり、ロマックスと、ケイタラム卿・バンドル父娘の結婚をめぐるやり取りなどドタバタ喜劇の要素もふんだんなのが特徴か。2025/05/02