感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
55
下巻の個人的ベストはヴァイオラ・ブラザーズ・ショアの「マッケンジー事件」とF・テニスン・ジェスの「ロトの妻」、クリスティーの「村の殺人」0とフィリップ・オッペンハイムの「姿なき殺人者」。単なるサプライズに留まらず、読後心に「何か」を残す作品たちだ。収録されている作家たちにも注目したい。今なお紹介が進んでいないスチュアート・パーマー、ヴィンセント・スカーレット、フレデリック・アーヴィング・アンダスンなどまだ見ぬ巨匠たちが溢れている。やはり障害はあの序文になるのだろうが目を瞑って、ぜひとも復刊してもらいたい。2015/10/03
timeturner
6
『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』で柴田元幸氏が紹介していたステーシー・オーモニアの「恐怖の一夜」だけ読んだ。初めての海外旅行でフランスを訪れたイギリスの中年未婚婦人がホテルでとんでもない目に遭う話なんだけど、これが爆笑物の面白さ。巧いなあ、この作家。2019/04/15
氷沼
0
再読した際にコメントしようかと思いましたが、イマイチ面白くなかった記憶があるので再読はしないと思います。