創元推理文庫 S・S・ヴァン・ダイン全集<br> カナリア殺人事件

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創元推理文庫 S・S・ヴァン・ダイン全集
カナリア殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488103200
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ブロードウェイで男たちを手玉に取りつづけてきた、カナリアというあだ名の美しいもと女優が、密室で無残に殺害される。殺人事件の容疑者は、わずかに四人だが、犯人のきめ手となる証拠は皆無。矛盾だらけで不可解な犯罪に挑むのは、名探偵ファイロ・ヴァンス。独自の推理手法で犯人を突き止めようとするが……。『ベンスン殺人事件』で颯爽とデビューした著者が、その名声を確固たらしめたシリーズ第二弾、新訳・新カバーで登場!

S・S・ヴァン・ダイン[S・S・ヴァン・ダイン]
著・文・その他

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
翻訳

内容説明

ブロードウェイで男たちを手玉に取りつづけてきた美しきマーガレット・オウデルが、密室で無残に殺害される。カナリアというあだ名のもと女優殺人事件の容疑者は、わずかに四人。矛盾だらけで不可解きわまりない犯罪に挑むのは、名探偵ファイロ・ヴァンス。彼は独創的な推理手法で、犯人を突き止めようとするが―。著者がその名声を確固たらしめたシリーズ第二弾、新訳で登場!

著者等紹介

ヴァン・ダイン,S.S.[ヴァンダイン,S.S.] [Van Dine,S.S.]
1887年アメリカのバージニア州生まれ。本名、ウィラード・ハンティントン・ライト。美術評論家として活動したのち、S・S・ヴァン・ダイン名義で、ファイロ・ヴァンス・シリーズ第一作『ベンスン殺人事件』を発表。『グリーン家殺人事件』『僧正殺人事件』などの作品によって、探偵小説黄金時代を代表する作家となる。1939年没

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生まれ。青山学院大学卒。日本推理作家協会、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kircheis

126
★★★☆☆ ヴァン・ダインの2作目。 ファイロ・ヴァンスの性格の悪さは、前作に比べると若干緩和されていた。 容疑者を集め、ポーカーによって性格診断をする場面では、クリスティの『ひらいたトランプ』を思い出したが、こじつけ感は否めない。 またトリックが2つ(裏口の鍵とアリバイ工作)あるが、どちらもチープで驚きはなかった。 ただし、古き本格ミステリの雰囲気はじっくり味わえる。 部長刑事のヒースの無能さが、数段アップしているのだけは残念だ。リアリティが欠如し、緊張感を削ぐ原因となっている。2019/09/15

雪紫

63
電子書籍にて読了。歌を忘れたかなりやは(それ違う)。これがうわさのポーカーで犯人を当てるミステリ。密室で殺された悪女、続いて殺される脅迫者。ミステリ好きが好みそうな要素がここにも詰まっている。トリックこそ今の時代じゃもう陳腐になってるけど、ポーカーで犯人を当てる手法は結構興味アリだと思う。・・・まあ、完全に理解したと言えばあれだけど(苦笑)。2024/09/11

yu

42
Kindleにて読了。ヴァンスシリーズ。トリックはさすが古典的!よくぞそこまでバレなかったなと。謎解きよりも、心理戦を楽しむべき作品かな。2019/03/15

ぽんすけ

27
ファイロ・ヴァンスシリーズの二作目。新訳版とあって読みやすかった。一作目でヴァンスの為人を理解していたからかもしれない。親友のマーカムが地方検事として物証を元に捜査を進めようするのに対して、彼の捜査は精神分析を基に犯人の心理を探っていくもので、現代だとプロファイラーということになるのかな?今回は密室殺人で容疑者は4人。犯人の見当は結構早くついたけど、物語の最終盤の容疑者全員集めてのポーカーゲームでの駆け引きから真犯人を見つけるというのがとても興味深かった。個性的で魅力的な探偵の華麗なる謎解きが癖になる作品2025/04/05

LUNE MER

26
個人的には初期の作品の中で特に「古臭さ」を感じる作品。施錠トリックとアリバイトリックがカビ臭いくらい古臭い。と同時に、いわゆる「困難の分割」のお手本にもなっている。そんな古臭さと張り合う本作の白眉はやはりポーカーのシーン。誰もが本作でいちばん記憶に残るシーンだと思う。読者の視点としては失笑するくらい真犯人フラグが立ちまくっていて、裏をかくこともなくそのまま真犯人なのだが、ヴァンス自身も欺かれており…。犯行現場に残された心理的プロファイルに合致する奴を炙り出すというストーリーの面白さが本作の要だと思う。2022/09/30

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