感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
36
牧師の殺害、ユダヤ人青年の失踪。民俗や宗教問題を織り交ぜながら展開する物語ですがトリックも犯人も最後まで分かりませんでした。ママの安楽椅子ぶりがツボです。2023/12/11
たち
34
今回の事件は、この不埒なキャンディー牧師が殺された事よりも、牧師が死に際に残したとされる、ダイイングメッセージの謎が面白かったです。彼はなんと書いたのか?誰がそれを改竄したのか?何のために?すべてを理解したのはママだけだったようです…。2017/09/12
ちどり
17
安楽椅子探偵ママシリーズ第二弾 ずいぶん以前にシリーズ1の‘ママ、手紙を書く’を読んだがいまいち記憶に残ってないまま おそるおそる読んだが、この作品から読んでも全く問題ない感じで安心しました。クリスマス間近の季節 お隣の教会が深夜まで騒音&イルミネーションで近所迷惑の相談に来た老夫婦とその息子。だが後日、その教会の牧師が何者かに殺され…公選弁護人のデイブは事件に頭を悩まし、いつものようにママに相談し事件解決に光を差す!ラストのダイイングメッセージの真相は恐ろしさや善意などが入りまじり素晴らしかったです2015/12/23
アルパカ
10
ダイイングメッセージの意味が二転三転し、ママの導いた真実に驚きました。実際に殺してないのに被害者がロジャーの名前を書こうとした、ということで、理不尽な気持ちに。ママの手紙の中で描かれる真実、という形で何となく結末がすっきりせず爽快感があまりありませんでした。でも人間関係が繊細に描かれ、どの人物も人間味溢れていてどこかにいそう。キリスト教が多い中のユダヤ教のあり方、など自分の知らない世界でした。2019/06/03
のんたん
5
ママシリーズ、長編2作目。今回もママ大活躍。ママの推理に踊らされるデイヴと同じように、あーなるほど、えっ違うの??って振り回されました。ダイイングメッセージの謎をめぐる二転三転がおもしろかったです。2018/05/10