創元推理文庫<br> カナリヤ殺人事件

創元推理文庫
カナリヤ殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 421p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488103026
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆのん

62
【kindle】久しぶりに正統派なミステリーを読んだ感じ。しかも密室殺人。アリバイトリックも犯人もかなり冒頭の方で解ってしまったがそれはそれで残りのページは答え合わせ的に読めて楽しい。本来なら『ベンスン殺人事件』を先に読まなきゃだったのだがウッカリ2作目から読んでしまったのが悔やまれる。既に積んでいるので近いうちに1作目を読みたいと思う。2332019/08/10

Kiyoshi Utsugi

38
ブロードウェイの美姫であるマーガレット・オデール(愛称がカナリア)が密室内で何者かによって殺されます。 容疑者は、道楽者のチャールズ・クリーヴァー、製造業者のケニス・スポッツウード、毛皮輸入商のルイス・マニックス、精神病医であるアンブロイズ・リンドクィストの四人。 全員アリバイはあり、犯人を絞り込む決め手に欠けるのですが、それをファイロ・ヴァンスが自身の唱える心理的探偵法で見事に犯人を突き止めるというもの。 最後はしてやられたって感じでした。😅2021/08/31

Kouro-hou

29
ヴァン・ダインの二作目。どうしてもこの後の「グリーン家」「僧正」が名作の誉れ高くて地味な印象。愛称カナリヤの美人女優が自宅で殺され、交際していた5人の男が疑われるも全員ビミョーという事件にシリーズ探偵ファイロ・ヴァンスが挑みます。やはり古典(1927)という事もあって今となっては展開はかなりスロー。容疑者のアリバイ等総確認してから次の容疑者登場とか辛い。一通り終わったら二巡目突入も辛い。まだヴァンスが心理的探偵法というアプローチに拘っている時期の作品で、やはり当時のミステリ界に与えた影響は大きいよな、と。2016/08/16

ちくわ

18
ファイロ・ヴァンスシリーズの2作品目。状況証拠やら物的証拠を否定するヴァンスと検事のマーカムのやりとりがポーカーゲームからの流れと同じで読んでいて楽しかった。トリックに関してはうーん、、、って思うところもあったけどポーカーによって得た心理的証拠に解決に進むのは新鮮で面白かった。2015/10/11

sosking

9
高校生の時に読みました。有名な作品なので、グリーン家、正僧と3冊しっかりと今も本棚にあります。この当時の本は、字も小さく印刷も荒いのでみると昭和を思い出します。

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