出版社内容情報
イタリア在住30有余年、常にイタリアの今を切り取ってみせてくれる著者が、本と人をめぐる出来事を軸に描く、半生記ともいうべきエッセー集。『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞を史上初ダブル受賞した著者ならではの、一編一編がまるで短編小説を読むように味わい深い一冊。本を、そして人間を愛する人々に。
目次
1辞書、2電話帳、3レシピ集、4絵本、5写真週刊誌、6巡回朗読、7本屋のない村、8自動車雑誌、9貴重な一冊、10四十年前の写真集、11テゼオの船、12本から本へ あとがき 解説・出口治明
内容説明
イタリアとの往来四十余年、常にイタリアの今を切り取って見せてくれる著者の、半生記ともいうべきエッセー集。人と出会い、本と出会う。大学のイタリア語学科時代の辞書の話に始まり、稀代の読書家・知の巨人エーコ氏との邂逅、山奥の本の行商人の村モンテレッジォの人人…。まるで短編小説集を読むかのような魅惑の一冊。
目次
辞書
電話帳
レシピ集
絵本
写真週刊誌
巡回朗読
本屋のない村
自動車雑誌
貴重な一冊
四十年前の写真集
テゼオの船
本から本へ
著者等紹介
内田洋子[ウチダヨウコ]
1959年、神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社UNO Associates Inc.代表。2011年『ジーノの家 イタリア10景』で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。2019年に日伊両国に関する報道に貢献したジャーナリストに贈られるウンベルト・アニェッリジャーナリスト賞を受賞。2020年度ブックシティ財団、イタリア書店員連盟、ポントレモリ本の行商人連盟の3組織から、“金の籠賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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