創元ライブラリ<br> 十二章のイタリア

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十二章のイタリア

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488070816
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

イタリア在住30有余年、常にイタリアの今を切り取ってみせてくれる著者が、本と人をめぐる出来事を軸に描く、半生記ともいうべきエッセー集。『ジーノの家』で日本エッセイスト・クラブ賞と講談社エッセイ賞を史上初ダブル受賞した著者ならではの、一編一編がまるで短編小説を読むように味わい深い一冊。本を、そして人間を愛する人々に。
目次
1辞書、2電話帳、3レシピ集、4絵本、5写真週刊誌、6巡回朗読、7本屋のない村、8自動車雑誌、9貴重な一冊、10四十年前の写真集、11テゼオの船、12本から本へ あとがき 解説・出口治明

内容説明

イタリアとの往来四十余年、常にイタリアの今を切り取って見せてくれる著者の、半生記ともいうべきエッセー集。人と出会い、本と出会う。大学のイタリア語学科時代の辞書の話に始まり、稀代の読書家・知の巨人エーコ氏との邂逅、山奥の本の行商人の村モンテレッジォの人人…。まるで短編小説集を読むかのような魅惑の一冊。

目次

辞書
電話帳
レシピ集
絵本
写真週刊誌
巡回朗読
本屋のない村
自動車雑誌
貴重な一冊
四十年前の写真集
テゼオの船
本から本へ

著者等紹介

内田洋子[ウチダヨウコ]
1959年、神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社UNO Associates Inc.代表。2011年『ジーノの家 イタリア10景』で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。2019年に日伊両国に関する報道に貢献したジャーナリストに贈られるウンベルト・アニェッリジャーナリスト賞を受賞。2020年度ブックシティ財団、イタリア書店員連盟、ポントレモリ本の行商人連盟の3組織から、“金の籠賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

87
内田さんのエッセイです。この方の本はいくつか読んでいるのですが非常に読みやすく一つ一つが物語のような感じを受けます。イタリア語を習ってから就職するにも大変であったということを初めて知りました。当時はあまりイタリア語を必要とする企業はなかったのでしょう。ただそれをものともせずにイタリアに飛び込んで今のような役割を果たしておられるのは大したものなのでしょう。このエッセイには12の章がありますが、それぞれ本に関するものになっています。2022/04/22

minami

51
エッセイなのに小説を読んでいるみたい。そしてイタリアの街を歩いている気分。文章が思慮深く落ち着いている感じだから、静かにどっぷりイタリアに浸ることが出来た。著者は大学時代にイタリア語を学び、イタリアに留学。遂に居を構えて通信社を立ち上げる。とにかく行動力が凄い。人とどんどん知り合って、人の輪が大きく広がる。異国の地で、なんて逞しいんだろう。そして十二章めの「本から本へ」が既視感あると思ったら、「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」に繋がっている。何だか嬉しい。人や本、イタリアへの愛が強く胸に響いた。2022/04/09

TSUBASA

24
イタリアの通信社で働く著者が40年余りを回顧する十二章のエッセイ。歴史深い町並みや想像するだけで生唾が出そうな食事などイタリアの風景って本当に魅力的。いつか行ってみたいもんだ。水の都ヴェネツィアとはいうけども、大衆出版の原点であり15世紀から欧州の出版業界を牽引してきた紙の都だったということを初めて知った。しかし近年は新刊書店が数件ある程度になってしまったとのことで、歴史ある街でも書店は姿を消しつつあるのだなと思うと寂しいものがある。本書に出てきた古書店には頑張ってもらいたいなぁ。2021/02/23

ikedama99

16
久しぶりに読み終えるのがもったいないと思えた本。1節を読むだけなら5分もかからないかもしれないが、そんなに慌てて読むのはもったいない。イタリアを味わう、人や物や出来事、雰囲気を味わいたければゆっくりかみしめるように読む本だと思わせてくれる。この中にはモンテレッジオの話もある。・・気になった話は、「絵本」、「巡回朗読」・・だろうか。でも、また読み直したい。人の出会いって不思議なものだ・・。それにしても・・、塩野さんといい、山崎さんといい、須賀さんといい・・・イタリアに魅かれる女性作家の面白さ・・・。2022/01/16

スプリント

14
読みやすい。情景も頭に浮かぶ。 著者のイタリアへの思いの強さが伝わってくる。2022/10/09

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