内容説明
一連の「ライブドアvs.フジテレビ」騒動、参院での郵政民営化法案否決による異例の衆院解散、続く衆院選での自民の圧勝、福知山線の脱線事故、耐震強度偽装、プロ野球交流戦開催。景気もよくなりつつある中、想定内・想定外のさまざまなことが起こった’05年を、軽妙な漫画と洒脱なコラムで読み解く、いしい版「現代用語事典」。
目次
大問題2006・政治(郵政民営化;クールビズ ほか)
大問題2006・経済(ホリエモン;景気の踊り場;中内功;耐震強度偽装;アスベスト)
大問題2006・国際(ロンドン同時テロ;コンクラーベ;ハリケーン;愛国無罪)
大問題2006・社会(JR福知山線脱線事故;新型インフルエンザ ほか)
大問題2006・スポーツ(ボビー・マジック;若貴確執;宮里藍)
著者等紹介
いしいひさいち[イシイヒサイチ]
1951年、岡山県生まれ。関西大学社会学部卒。漫画同好会に所属した在学中より、アルバイト情報誌に「Oh!バイトくん」を連載。79年「がんばれ!!タブチくん!!」で、安逸をむさぼる4コマ漫画界に衝撃を与える。85年、文春漫画賞受賞
峯正澄[ミネマサスミ]
1951年、大阪府生まれ。関西大学文学部卒。在学中は漫画同好会に所属。卒業後も会社勤めの傍ら、いしいひさいちらと同人グループ「チャンネルゼロ工房」に参加。80年に(株)チャンネルゼロを設立。86年フリーとなり、安逸をむさぼりつつ現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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∃.狂茶党
14
安倍晋三登場。 そういえば、小泉内閣でけっこう可愛がられていたのだ。 いしいひさいちは素早くちょび髭を描いている。 そもそもヒトラーも似ているとの評価があったらしい。 総裁に上り詰める前、安倍は中川とともにNHKに圧力をかけている。 この時点でこいつを葬れなかったのは、かえすがえすも残念だ、まあ、森喜朗が自民党実力者の一人にまで成長してるんだから、この頃には自民党自体がどうしようもなくぶっ壊れてたんだろう。 団塊の世代が、定年を迎えることにちょっと触れている。これはかなり大きな社会的影響だ。2023/06/09
あなた
4
政治をデフォして笑い飛ばせるぐらいのウィットがあると、込み入った政治論にもはいりやすくなるし、じぶんのポジショナリティも可視化しやすい。シンプソンズなんか過激な政治の補助線になってるんだから、サザエさんも食卓で靖国神社に行くか行かないかの話をすればいいんだよな。フジだから、「靖国神社にピクニック」とかいう回になるかもしれないけど。とりあえず、貴乃花って「やせた」ってよりも「やせさらばえて」あらわれたよな、ああ2006年2009/07/31
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