内容説明
自自公は数の力で日の丸・君が代など重要法案を次々と成立させる一方で、ブッチホン効果か小渕首相の支持率は急上昇。候補者乱立のなか石原都知事が誕生し、米大統領、大阪府知事、IOC理事長はスキャンダルにまみれた。2000年問題に脅えた緊迫の’99年を、軽妙な漫画と洒脱なコラムで読む、いしい版「現代用語事典」。
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特集・それ行け?ワンマンマン!
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著者等紹介
峯正澄[ミネマサスミ]
1951年、大阪府生まれ。関西大学文学部卒。在学中は漫画同好会に所属。卒業後も会社勤めの傍ら、いしいひさいちらと同人グループ「チャンネルゼロ工房」に参加。80年に(株)チャンネルゼロを設立。86年フリーとなり、安逸をむさぼりつつ現在に至る。著書に「ケネディ・大統領になりたくなかった少年」「お父さんはここにいる」「大阪呑気大事典」(共編著)がある
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感想・レビュー
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∃.狂茶党
11
臨界事件が起きている。 日本の原子力事業が非常にいい加減な環境で行われていたことを知らしめていたのだが、結局、根本的な安全対策は行われず、原発事故や、現在行われている、汚染水の放出へとつながってる。 311の原発事故は防げたかもしれない。 全電源消失のリスク自体は指摘済みで、国会でも取り上げられていたのだ、それに対し、そんなことは起きないと言い切ったのが、安倍晋三である。 この時に、そうならないよう全力で対策する、あらゆる災害を想定するとやっていれば、福島の事件は起きなかったかもしれないのだ。 2023/08/26