内容説明
一九七八年、『月蝕領宣言』を果たした中井英夫。しかし自らの分身とまで呼んだBの発病がAを襲う。八〇年の年代記『LA BATTEE』、北軽井沢での日々『流薔園変幻』、そして愛することと書くことに引き裂かれた作家の生は『月蝕領崩壊』を完成させずにはいられなかった。人間・中井英夫の愛と真実。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いわとび
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エッセイが苦手なので、きつかった…なんとか五月で読み終わったのだけど、悔恨と死の足音の話だけに、後味はよくない。2014/05/30
佐藤リア
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細工園・月蝕剣・―――2011/09/26
水蓮
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再読。なぜこんなに面白いのか。2008/12/25
massda
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二拠点居住生活に関心があり、軽井沢と羽根木を行き来し、生活した記録として読みました。著者は祖父と同じ世代なので、いろんな物事に対するリアクションとかが懐かしい感じ。 二拠点居住で重要なのは、移動の足の確保、生活拠点が二つになる負担への対処(金銭面および家事)、楽しすぎて仕事が手につかなくなるのをどうするか、かなー。 グルメの記録でもありますが、昔の軽井沢は今みたいにパンパン言ってない印象でした。でも、中軽井沢のかぎもとやは出てくる。あと11月以外でもボジョレーをふつうに飲んでるのが、やや意外でした。2018/07/12
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