内容説明
“人間ならぬ何か奇妙に悲しい生物”三島由紀夫への痛恨の鎮魂曲、江戸川乱歩ら異端と幻想の作家への限りないオマージュ、『黒鳥の旅もしくは幻想庭園』『ケンタウロスの嘆き』『地下を旅して』三冊のエッセイ集を初の文庫化。“地球という名の流刑地”をひととき訪れた一羽の黒鳥・中井英夫の人外の嘆き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マユ～。
1
戦中・戦後の日本と文学の世界を、「人外」の目から語ったエッセイ。読み応えがハンパない！2015/11/26
もっち
0
反現実への帰郷を強く願い、それ故にこそ現実を確と見据えて書く、それは小説でもそれ以外でも 同性愛についての文章は百合オタの琴線に触れるものがあった2014/05/10
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