紙魚の手帖 〈Vol.12〉

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紙魚の手帖 〈Vol.12〉

  • 円城塔/柞刈湯葉
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  • 東京創元社(2023/08発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784488031176
  • NDC分類 905
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【受賞作決定!】
第14回創元SF短編賞 選評 宮澤伊織・小浜徹也(東京創元社編集部)
【第14回創元SF短編賞受賞作】
竜と沈黙する銀河 阿部登龍
●2035年。〈竜の女王〉の影を追い、査察官ザーフィラは故国へ向かう。第14回創元SF短編賞受賞作

【小説】
くらりvsメカくらり 青崎有吾
●出版社を破壊するのは何者だ? W映像化で話題の著者が描くアクションSF
記憶人シィーの最後の記憶 柞刈湯葉
●人類が消えて数百年。完全な記憶を持つ少年と喋る黒猫は、終わりのない旅を続けていた
ローラのオリジナル 円城塔
●画像生成者の語り手が作り上げる「ローラ」。命令と選別によって生まれ、殖えてゆく、無数のローラたち――
扉人 小田雅久仁
●雨の日の運命的な出会いから二年、男は突然私の前から消えた。国家安全局に追われる彼の正体とは
手のなかに花なんて 笹原千波
●中学生の優花は、夏休みを祖母と過ごす。認知機能の低下が見られるなか、情報人格となった祖母と……
この場所の名前を 高山羽根子
●大学事務で学生の要望を淡々と処理する私が夢中になったのは、ネット上で行う協力型場所当てゲームだった
ときときチャンネル♯6【登録者数完全破壊してみた】 宮澤伊織
●ネットの紹介記事がバズって登録者数が急増! 一気に五〇〇人を目指し、今回は耐久配信をお届けします
冬にあらがう 宮西建礼
●史上有数の大噴火発生。地球規模の苛酷な食料危機に、高校生とAIが立ち向かう
英語をください アイ・ジアン 市田泉訳
●言語能力を売買できるようになった近未来。中国から移住してきたジリアンは単語を切り売りしながら生活しているが――

【コミック】
第2回 空中楼閣 熊倉献

【創元SF60周年記念】
特別対談 草創期の創元SF 高橋良平×戸川安宣
特別寄稿 四十三年めの『星を継ぐもの』 加藤直之

【ESSAY】
翻訳のはなし第10回 銀河帝国の方々(ほうぼう)――新訳裏話 鍛冶靖子
乱視読者の読んだり見たり第8回 異星(性)との遭遇――レムとル=グィン 若島正

【COLUMN】
ひみつのおやつ*コンビニのクレープ 品田遊
私の必需品*外出を楽しく! おでかけに持っていきたいアイテム7選 野﨑まど

【SF BOOKREVIEW】
国内SF 渡邊利道
翻訳SF 鯨井久志

【特別企画】
第23回本格ミステリ大賞贈呈式レポート

【INTERVIEW 期待の新人】
前川ほまれ/水庭れん

【INTERVIEW 注目の新刊】
『君の六月は凍る』 王谷晶 /『あなたは月面に倒れている』倉田タカシ

【BOOKREVIEW】

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすお

10
書籍のSFアンソロジー「Genesis」が雑誌になったようです。今後は書籍のアンソロジーは出ないのは少し寂しくもあるが、代わりに雑誌を購入するいいきっかけになるのかもしれない。収録作品はどれも面白かった。話が止まっていそうで進んでいる「ローラのオリジナル」(円城塔)、なんとも切ないSFラブストーリー「扉人」(小田雅久仁)と「英語をください」(アイ・ジアン)、リアルさに慄く「冬にあらがう」(宮西建礼)といったところが、印象に残った作品。創元SF短編賞を受賞した「竜と沈黙する銀河」を読めるのもよい。2023/09/29

やす

9
GENESISが雑誌の号になると聞いていたが、偶然書店で見つけたので購読。2023年創元SF短編賞「竜と沈黙する銀河」阿部登龍 竜がいるがそれ以外は地球に等しいような世界。第二次世界大戦までは竜の運用が戦力を決定していた。アフリカのとある種族は竜のレースを行う。竜乗りだった主人公はデビュー前に飼竜を事故で失う。主人公は双子の姉妹妹はよくわからないことを言う。自らを竜の墓となせ。暗転して主人公はワシントン条約を監視する国際機関の査察官となる。なかなか目まぐるしい展開。仕掛けも銀河規模。よいとおもいます。2024/01/07

DEAN SAITO@1年100冊

7
GENESIS全5巻を立て続けに読んでから、これも。作家ごとの作風が何となくわかるのが一気読みの楽しみ。2023/10/02

イツキ

7
今年からSFアンソロジーGENESiSが合流したということで購入。宮澤伊織「ときときチャンネル#6」安定の面白さです、ネットスラングで話す高次元知性体はなんとも言えないイヤさでしたが。柞刈湯葉「記憶人シィーの最後の記憶」人間がいなくなった地球ですべてを記憶することを使命として生きる主人公が印象的、シリーズ化を期待したいところ。創元SF短編賞受賞作の阿部登龍「龍と沈黙する銀河」も非常に面白いです、こちらも長編やシリーズ化に向いていそうな内容ですし期待したいですね。2023/09/09

mirie0908

3
SF特集どれも読み応えあり。創元SF短篇賞の「竜と沈黙する銀河」よかった。宮澤伊織「登録者数完全破壊してみた」面白かった。鍛治靖子さんの『銀河帝国の興亡』新訳裏話や、加藤直之さんの『星を継ぐもの』カバーイラストの特別寄稿、高橋良平さんの「草創期の創元SF」対談など、どれも貴重なお話で大変よかった。2023/09/10

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