出版社内容情報
米澤穂信、待望のシリーズ最新短編掲載! 懸賞付き犯人当て小説・市川憂人「赤鉛筆は要らない」解答編掲載。奥田亜希子、丸山正樹ら傑作読切ほか。
奥田亜希子ほか[オクダアキコホカ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
18
市川作品の解決編は、犯人当てよりも足跡トリックが印象的。こんなにわかりやすいトリックが前例がなかったとすれば驚き。何度手放しても自分の元に戻ってきてしまうギター等の謎を巡る鵜林作品は、設定は魅力的だが真相は都合良すぎる面も。櫻田作品は、過去の不可思議な出来事を解き明かす。米澤作品の問題編は、謎がひたすら小市民的で、このシリーズにふさわしい。この他、クリスマスを扱ったもの、手話通訳の話は、ミステリを期待しなければ楽しめる。靴にまつわる奥田作品は、短い割に時間軸がわかりにくい。これもミステリではないだろう。2023/03/21
楽
13
2018年12月号■櫻田智也氏の新作「蟬かえる」を目的に購入。デビュー作『サーチライトと誘蛾灯』同様、主人公の飄々とした語り口が印象的(好みが分かれる作風とは思う■酒井貞道氏のブックレビューでアンソニー・ホロヴィッツ『カササギ殺人事件』、ムア・ラファティ『六つの航跡』に出会う(読むのを楽しみにしている2冊■一つ作品を読んで二つ読みたい作品に出会える嬉しさ2020/01/03
二葉
5
障害者がテーマの作品は、いろいろ難しい 2019/01/06
crow
4
米澤穂信「伯林あげぱんの謎」2018/12/31
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