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出版社内容情報
■シリーズ最終巻『フロスト始末』刊行まで待てない!対談、レビュー、ショートショート掲載などで贈る、〈フロスト警部〉30ページ大特集!■長編&コミック新連載。週刊誌記者たちの活躍を描く、本城雅人『友を待つ』、ミステリ愛にあふれたコミック、喜国雅彦「嗜好機械の事件簿」スタート■第7回創元SF短編賞 山本弘賞受賞作、各務都心「虹の石」■選評 第2回創元ファンタジイ新人賞ほか。
本城雅人ほか[ホンジョウマサトホカ]
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みつ
13
今号は「フロスト警部」の大特集という触れ込み。世評が高かったので第1作のみ読んだ記憶があるが、作風に馴染めずその後のシリーズ作は手に取らず終い。いずれも高い評価を得ていることに驚き。連載コミック『鞄図書館』はデュ・モーリアの映画化された諸作が取り上げられる。有名作なれどいずれも未読にして未視聴。果たして目にする時は来るのか。『2001年問題』は、アシモフの『黒後家蜘蛛の会』の設定を借用しながら、クラークの『2001年宇宙の旅』とその映画化について、「ドキュメント」として読み替える試み。アシモフも顔を出す。2023/01/12
やすお
10
フロスト警部の特集。“フロスト”という名前の響きだけで、堅そうな話だと勝手に思っていたが、まったく逆なのに驚き、興味を持った。まだ読んだことがないので、いつか読んでみたい。他には、「虹の石」のアイデアも面白い。お互いの視界を共有してしまった二人の切なさが良く描かれていて、さらにラストの驚きと哀しさに胸をうたれる。山本弘さんの連載では、創作時のキャラクタ設定について具体的なアドバイスがあった。小説を読んでいて、気付いていることではあるが、これを再認識したことは大きい。プロットを作成する注意点にもなりそうだ。2017/06/22
マフオカ
2
フロスト警部の新作、待ち遠しい! 訳者と編集者の対談や過去作品のレビューを読んで、「そうだった、そうだった」「浣腸!」と懐かしい気持ちになった。あまりに待ち遠しいのでもう一回読み直すかな。2017/04/20
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