ふたりの窓の外

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ふたりの窓の外

  • 深沢 仁【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488029166
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

互いが、互いにとって?非日常″。
そんなふたりの距離は近づくか?

春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、
そして――冬の宿。
それぞれの季節に一度ずつしか
会うことのなかったふたりの一年を描いた、
絵画のような恋愛小説。

婚約者ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女と、その婚約者の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる――。春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。葬儀場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。

内容説明

自分を裏切った恋人ともうすぐ旅行に出かけるはずだった女、その恋人の代わりに旅に同行することを申し出た男。なぜか承諾してしまった女は、それまで見ず知らずだった男と春の宿で一夜を過ごすことになる―。春の宿、夏の墓参、秋のドライブ、そして冬の宿。火葬場での出会い以来、それぞれの季節に一度ずつしか会うことのなかったふたりの一年を四章仕立てで描いた、絵画のような恋愛小説。『眠れない夜にみる夢は』の著者の新境地的傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

73
火葬場で出会った男と女の一年間の物語です。こんな上質な恋愛小説には久々に出会った、と思わせてくれた作品だった。主人公のふたりが、それぞれの季節に旅をして、お互いを知っていくが、この緩やかな過程がとても心地良く、読み終えるのが惜しく感じました。旅先での情景描写とふたりの心理描写が絶妙で、非日常な空間とふたりの関係性がとても美しかったです。ラストは切なくも温かい気持ちになり感動を隠せなかった。現実でこんな体験はとてもできないだろうけれど、これも読書の楽しさだと思った。2025/01/23

星群

72
出会いが火葬場だった2人、どんな未来が待ってるかと想いながら読み進めたら、終始私好みの恋愛模様でした。季節が進むことに、手探りながらも縮む2人の距離感。彼のお祖母さんを交えた夏のお墓参りの場面が、中でもお気に入りです。自然にお祖母さんへの親愛の情が滲み出ている彼の姿勢がとても素敵で、私にもこんな素敵な王子様(えっ!?)が現れないかなぁと切実に思ってしまいました。2025/02/24

konoha

52
「眠れない夜にみる夢は」が良かった深沢さん。さらに純度が高く素敵な恋愛小説を生み出してくれた。父親、恋人をそれぞれ亡くした男女が火葬場で出会い、春夏秋冬一回だけの旅を通じて静かにゆっくりとお互いを知っていく。深沢さんの小説が好きなのは、恋愛より前に人と人が向き合うことを丁寧に書いているから。鳴宮さんはチャラいし、藤間さんは危なっかしくて面倒。でも、2人だけが知る魅力やダメさが愛おしかった。最終章はドキドキした。四季折々の旅先の光景が美しい。喪失の痛みを抱える大人の再生の物語としても味わい深い。2025/02/04

ヒデミン@もも

41
深沢仁さん、2冊目。これも良かった。出会いが変わってる男女の春夏秋冬の旅する物語。夏は旅ではなくてお墓参りだったけど。こんな大人の恋愛してみたい。過去形じゃなく未来形で。2025/02/16

tetsubun1000mg

36
物語のスタートが何の説明もなく、東京駅でぎこちなく待ち合せる二人のシーンが印象的。 二人は一泊で旅館に行くらいのだがギクシャクした関係が理解できずに自然と引き込まれていった。 二人は春・夏・秋と季節の流れに合わせて旅行の約束をして会っていくのだが、二人の微妙な気持ちの動きを視点を変えながら描いていく書き方が上手い。 筆者の小説は初読みだったが、ライトノベルの世界では沢山の作品を出版されていた。 冬に出会うラストの駅でのシーンは表紙と繋がって印象に残っている。 2025/03/03

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