命みじかし恋せよ乙女―少年明智小五郎

個数:
電子版価格
¥2,310
  • 電子版あり

命みじかし恋せよ乙女―少年明智小五郎

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月30日 08時24分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488029159
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東京創元社創立70周年記念書き下ろし

館×大正ロマン×特殊設定×江戸川乱歩
「むの字屋敷」で巻き起こる、
死体消失に衆人環視下の殺人!
レジェンドが贈る、本格ミステリの集大成

大正8年、帝国新報の記者・可能勝郎は、玉電で東京郊外の世田谷村にやってきた。富豪である守泉家が、中村座を招き「番町皿屋敷」を上演するのを取材するためだ。守泉邸は上空から見ると「む」のような形をした、通称「むの字屋敷」と呼ばれている。中村座の俳優・静禰や、伊藤晴雨のモデル・カネなどにも話を訊きながら上演日を待つ勝郎は、屋敷内で女性の死体を発見。しかし、いつの間にか消失していて……。〈昭和ミステリ三部作〉、そして〈ポテトとスーパー〉にも繋がる、長編ミステリ。

内容説明

大正八年、帝国新報の記者・可能勝郎は、東京市郊外の世田谷村にやってきた。村一番の富豪である守泉家が、「なかむら座」を招いて『番町皿屋敷』を上演するのを取材するためだ。守泉邸は上空から見ると「む」のような形をしていて、通称「むの字屋敷」と呼ばれている。勝郎は「なかむら座」の俳優・静禰や、屋敷に滞在していた伊藤晴雨のモデル・カネなどにも話を聞きながら上演日を待つことに。しかし、深夜に勝郎が女性の死体を発見するものの現場を離れたわずかな間に消失、上演後の打ち上げの席では衆人環視下の殺人まで巻き起こる!売り出し中の“探偵小僧”明智少年と共に推理を巡らす勝郎だったが…。レジェンド辻真先が、本格ミステリの楽しみを随所に鏤めて贈る、最新長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

149
辻 真先、5作目です。江戸川乱歩関連書籍を数多く読んでいますが、少年明智小五郎の物語は、初めてです。少年明智小五郎は、小林少年を少し賢くした感じでした。 https://www.tsogen.co.jp/np/isbn/97844880291592024/12/27

keroppi

62
大正時代、世田谷の豪邸で起きる事件。その時代の世田谷の風景が描写されならがら物語に入っていくが、伊藤晴雨という実在の画家も登場する。その絵のモデルもストーリーに絡み、彼女は後に竹久夢二のモデルにもなったそうである。史実と虚構とが入り乱れ、江戸川乱歩の明智小五郎まで登場するという探偵小説を楽しんでいる辻真先が見える。御歳93歳とか。まだまだ元気に書いてほしい。2025/04/08

オフィーリア

53
館×不可能犯罪×ボーイミーツガール×大正ロマン。起きている事象は救いが無いのに、大正の時代を生き生きと駆け回る少年少女が魅力的で爽やかな読み味。ミステリとしても明智少年と犯人との息詰まる攻防戦が白眉の出来。あとがきも読みましょう2024/12/31

えみ

47
明智少年の恋と悲劇と名探偵誕生。辻真先氏というレジェンドが描く、こちらも日本のレジェンド、名探偵・明智小五郎。名探偵と呼ばれるのはもう少し後だけれど、探偵の才能が隠せない彼の少年時代の活躍。とても新鮮でこれまでの明智探偵履歴書を書き換えるような新展開はある意味では衝撃的で刺激的。舞台は大正八年の東京市郊外の世田谷村。大富豪の守泉家が招いた「なかむら座」の上映取材でやってきた記者・可能勝郎と明智少年が、守泉家で起きた殺人事件の謎を解くため推理を巡らす。探偵たまごから名探偵が孵るまで…。未来を背負う探偵誕生。2025/01/14

rosetta

35
★★★✮☆何しろ御大93歳ってところが凄い!生ける屍になっていてもおかしくない年齢だよ。あとは皆川博子刀自くらいじゃないか?大正時代、世田谷村の分限者の屋敷で事件が続く。村の祭りに併せて屋敷の舞台で芝居が上演される。金主のご機嫌を取るために取材にやってきた弱小新聞社の記者。知り合いの少年探偵を誘うと分家の従兄弟を助手に連れてくる。この少年探偵が後の明智小五郎かと思ったら…面倒くさい新本格はよりもこういった大正浪漫の薫る話の方が好きだな。後の二十面相とかも登場して御大の妄想力が気持ちよく爆発(笑)2025/01/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22218874
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品