怪盗ロータス綺譚―グランドホテルの黄金消失

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怪盗ロータス綺譚―グランドホテルの黄金消失

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488028794
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「僕は何もしていないよ、揉め事が勝手に起きただけだ」
帝都を騒がす怪盗ロータスこと蓮と、
その幼馴染であり元検事の安西省吾。
二人が出会った五つの事件。
〈帝都探偵絵図〉シリーズ、待望のスピンオフ作品集!

「怪盗になる」そう宣言した幼馴染みの蓮に仲間に引き入れられ、安西省吾は東京地方裁判所検事局を辞めてともに欧州に渡った。帰国後、二人はしばらく日本で静養するはずだったが……大人しくするという約束をはぐらかし、蓮は次々と不可思議な出来事を見つけてくる。その度に才知を見せる蓮を、省吾は複雑な胸中で見守っていた。彼の隣に立つのが、凡庸な自分でいいのか、と。〈帝都探偵絵図〉シリーズ、待望のスピンオフ連作集。

■目次
グランドホテルの黄金消失
特等席
埋める者 暴く者
すべて当たり籤
光と影のおむすびころりん

内容説明

「怪盗になる」そう宣言した幼馴染の蓮に仲間として引き入れられ、安西省吾は東京地方裁判所検事局を辞めてともに欧州に渡った。異国で成功した手妻師とそのマネージャーという体裁で帰国した二人は、しばらく日本で休養するはずだったが…蓮は揉め事を起こさないという約束をはぐらかし、次々と不可解な出来事に首を突っ込んでいく。帝国ホテルから一晩で消えた金塊、名家に伝わる嫁入道具をめぐる騒動、すべて一等が出る駄菓子屋の籤の謎―怪盗ロータスの華麗なる推理綺譚。“帝都探偵絵図”シリーズ、待望のスピンオフ。

著者等紹介

三木笙子[ミキショウコ]
1975年、秋田県生まれ。2008年『人魚は空に還る』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

39
手玉に取られる者の側の視点がなかなかに面白い。一番良かったのは、「埋める者 暴く者」。状況をコントロールしているつもりがいつの間にかコントロールされ、のっぴきならない状況に追い込まれるのは、『注文の多い料理店』を読んでいるみたいな面白さだった。そのほかの話もそれぞれに面白い。なにより、省吾が元気で過ごしているのが良い。彼のことは心配してたんだよ。若干の不安や鬱屈はありそうだけど、私の想像以上に蓮とともに、うまくやっているようで安心した。2024/10/13

rosetta

29
★★★✮✩シリーズは未読だが『帝都探偵絵図』シリーズのスピンオフ短編集。大正ロマンを背景に優雅で上機嫌、ルパンや二十面相並の変装の名人怪盗ロータスとお目付け役の幼馴染が事件に首を突っ込み、また自ら事件を起こす。ラノベ風の軽い読み物としてオススメ。2023/05/24

那由多

21
帝都探偵絵図シリーズ『怪盗の伴走者』後のロータスと安西省吾がどうなったのか知りたかったから、まさかのスピンオフが嬉しい。話ごとに蓮が誰に変装してるのかを当てるのも一興。蓮は楽しそうだけど、省吾の方はまだ悩んでるんだね。おけいさん、とても気に入ったのでレギュラー希望です。2023/12/03

RIN

16
二人の関係はこの表紙が全て物語っている。お互いがお互いを一番に理解していると自負しているのに、その心は正反対。省吾が側にいれば無敵な蓮。蓮の側にいる自信の無い省吾。休養の為に帰って来た日本で、揉め事は起こさないという約束をはぐらかし不可思議な事件に関わっていく蓮の鮮やかな推理と華麗な暗躍。本来の姿である怪盗ロータスを封印すれば、彼はまるで名探偵の様に事の真相を暴き出す。欲しいものは手に入れる。それが例え大切な幼馴染みに全てを捨てさせる事になっても。人生は楽しい。この世で相棒は君だけだ。だから、共に行こう。2023/08/26

しましまこ

16
嬉しい新刊!知りたかったその後の二人。欧州から久しぶりに帰って来たのね。省吾が人目を気にしなくてもいい、欧州の2人も読みたかったよ。5つの事件はもちろん面白いんだけど「僕の人生はすべて当たり籤」と言い切る蓮と、自身の籤にはすべて蓮の絵が描かれているだろうと思う省吾。当たりなのか外れなのかわからない…なんて言わないでー!省吾に『大当たり』と思わせてあげてよ蓮。でも省吾のその思いがあるからこそ美しいんだよ、難しいー。美しきニア、今回もご馳走さまでした!2022/11/27

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