出版社内容情報
迷子になったり、新しい家を探したり、
餅をついたり、妖怪たちは今日もにぎやか
大人気の〈妖怪の子預かります〉シリーズ第2シーズン
江戸の片隅で養い子の千吉と暮らす青年弥助は、実は妖怪の子預かり屋だった。そんな弥助の家の外にそっとたたずむひとりの妖怪、人恋しそうな妖怪を弥助は家に招き入れるが……「軒先にたたずむもの」、石地蔵そっくりの妖怪が子供たちを預けにきた、だが三人の兄弟は仲が悪く喧嘩ばかり……「仲の悪い三兄弟」等、妖怪たちのにぎやかで不思議な日常を描いた短編9編を収録。可愛くてちょっぴり怖い、お江戸妖怪シリーズ第3弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆっき
18
シリーズ第3弾。早いもので弥助が20歳、千吉はもう6歳に。オールスター競演のようなおなじみの妖怪たちがたくさん登場。読者から募集したオリジナル妖怪も登場して楽しかったです。親バカならぬ兄バカの弥助の願いは大丈夫。まだまだこの2人を見守っていきたいです。2023/09/30
Akiko Yasuda
1
読みたいと言っていた本、学校の図書館に入ったから、と娘が借りてきてくれた。 いつもながら面白い…。懐かしい妖怪や新しい妖怪が出てきて面白かった。 一般募集した妖怪が出ていたらしい。そういう位置付けになっていくのかなー?2023/12/20