回想のぬいぐるみ警部

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488027490
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

イケメン警部・音無美紀は、今日もぬいぐるみ片手に謎を解く。音無警部率いる個性派刑事たちに加え、あのお騒がせキャラも登場。『ぬいぐるみ警部の帰還』につづく好評第2集。

内容説明

則竹女史の友人が遭遇した事件の真相、江角刑事が若き日に出会ったとある事件関係者の真実など、ぬいぐるみ警部をはじめ個性的な部下たちが活躍する全五編。ますます冴える推理と美貌で周囲を驚かせる音無警部だが、少しずつぬいぐるみへの偏愛ぶりが知られ始めて…。強烈キャラクターも加わり、さらにパワーアップしたユーモア本格推理最新刊。

著者等紹介

西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。アメリカ・エカード大学卒業。第一回鮎川哲也賞最終候補を経て、95年『解体諸因』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

134
ぬいぐるみ警部その3。単独では2冊目。連作短編集。本作も1作目の妄想全開にはいたらずぬいぐるみは軽く事件に絡む程度なのが残念。それでもあの日、嵐でなければなんかがよかった。2015/07/22

takaC

106
『ぬいぐるみお嬢さま皆藤美月の華麗なる事件簿』とかそういう感じのタイトルでも読者的にはなんら問題はないですよ。実際ほぼそんな感じになってて音無美紀警部は脇役扱いなわけだし。ということで次はそれでお願いします。2017/07/29

aquamarine

66
警部の頭の中は相変わらずぬいぐるみのことでいっぱいですが、普通に端正なキャリア警部ですね。題名通り過去の事件を回想して真相にたどり着きますが、強烈なインパクトがあるわけではないのにどれも後味が苦かったりここで?って感じだったりむしろ西澤作品らしいと言えそうな読後感に浸かりました。前作でインパクトのある女子高生だった美月がたった2話しかでてこないのに今回も強烈な印象を残します。警部が大人しく感じ、むしろ彼女と則竹佐智枝刑事との掛け合いが印象的なのでそれはそれでシリーズの冠を変えるのもありなのかもしれません。2015/08/10

papako

56
西澤保彦強化月間。ちょっと箸休めに。事件現場に残されている『ぬいぐるみ』に音無警部が反応して、江角が勝手に盛り上がって、則竹がのぼせて、桂島がフォローする。そこに美月が乱入する。おきまりのパターンで繰り広げられる『ちょっと不思議事件』の解明。安心して楽しめました。でも、事件関係者たちが身勝手でイタくて、そこは西澤さんらしい。2015/10/07

Yuna Ioki☆

47
1072-275-19 べつにぬいぐるみどうでもいいんじゃないかと。。。次が出ても読まないかな。。。2015/07/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9730065
  • ご注意事項