私がデビューしたころ―ミステリ作家51人の始まり

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488027322
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「ミステリーズ!」の好評連載エッセイを、書き下ろしを含む豪華執筆陣全51名で書籍化。波乱万丈の逸話や創作論をデビュー年代順に掲載し、51通りのエピソードで読み解く日本ミステリ史!【東京創元社創立60周年記念出版】 収録作家=土屋 隆夫/高城 高/芦川 澄子/小鷹 信光/辻 真先/中町 信/山田 正紀/竹本 健治/今野 敏/笠井 潔/戸松 淳矩/逢坂 剛/太田 忠司/島田 荘司/菅 浩江/井上 雅彦/芦原 すなお/綾辻 行人/倉阪 鬼一郎/歌野 晶午/樋口 有介/法月 綸太郎/有栖川 有栖/北村 薫/はやみね かおる/宮部 みゆき/芦辺 拓/松尾 由美/倉知 淳/近藤 史恵/田中 啓文/愛川 晶/小林 泰三/柴田 よしき/西澤 保彦/荻原 浩/鯨 統一郎/柄刀 一/井上 尚登/桜庭 一樹/伊坂 幸太郎/青井 夏海/大倉 崇裕/柳 広司/米澤 穂信/石持 浅海/北山 猛邦/坂木 司/東川 篤哉/森谷 明子/大崎 梢

内容説明

作家のデビューは、時に小説以上にドラマティックである。「ミステリーズ!」の好評連載に書き下ろしを加えた、豪華執筆陣全51名のエッセイ集。作家を志したきっかけや、新人賞受賞までの道のりなど、デビューまでの波瀾万丈の逸話と作家であり続けるための創作論を、デビュー年順に贈る。51のエピソードで読み解く、戦後日本ミステリ史!

目次

1 一九四〇‐一九六〇年代(一九四九年 土屋隆夫「隅の老人の思い出」;一九五五年 高城高「探偵小説の時代」;一九五九年 芦川澄子「「愛と死を見つめて」のころ」 ほか)
2 一九七〇‐一九八〇年代(一九七四年 山田正紀「中野ブロードウエイ・ラヴソング」;一九七七年 竹本健治「一回限りのカーニバル」;一九七八年 今野敏「書き続けること」 ほか)
3 一九九〇‐二〇〇〇年代(一九九〇年 芦辺拓「鮎川賞ビフォア&アフター 龍馬でミュージカルを、ついでにロマンス小説も」;一九九一年 松尾由美「三度目の正直?」;一九九三年 倉知淳「新人賞を獲らずにデビューしてもまあどうにかなるものだというお話」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

76
事実は小説よりも奇なり。51人という数字に意味があったのかどうかよくわからなかった。2016/09/27

山田太郎

53
新本格の人くらいまでがやたら面白くてそれからだんだん面白くなくなってくるのは、自分が年のせいだろう、多分。けど、東川さんは面白かった。いいよな、タイキブリザード2014/08/04

佐久間なす

48
東京創元社のミステリ専門誌『ミステリーズ!』に連載された「私がデビューしたころ」。それを51人のミステリ作家のデビュー順にまとめたエッセイ集。 作家にはそれぞれ違ったデビュー目的がありみんなばらばら。その中から、共通点を見つけるとするなら、自分の書いた作品を読んでもらいたい気持ち。当たり前かもしれませんが、この気持ちが作家になるためには必要なのだと思いました。51人の作家中読んだことがあるのは7人。自称ミステリー好きなのに、これではあまりにも恥ずかしいので、今日から残りの44人を読んでいきたいです。2014/08/20

ゆにこ

46
ミステリー作家さん51名がデビューした頃について書いたエッセイ。専業作家となる前の職業の話だったり、作家さん同士の繋がりの話など面白かった。2014/08/25

したっぱ店員

40
そうそうたるメンバーのデビュー話、それぞれ楽しくて興味深い。ミステリで応募できる賞のない頃は何かと苦労があったのであるなあ。デビューの年代別になってるのも面白かった。今、私たちが好きな作家さん達の作品が読めるのも、ひとえに名編集者である戸川さんのおかげだと思える。ありがとうございます。2015/03/22

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