内容説明
サリーと結婚したと主張する男は、すべてを周到に準備していた。サリーのまったくあずかり知らぬところで、結婚の記録が婚姻登記簿に記載され、娘の出生届まで出されている。ハリエットとともに逃亡生活を余儀なくされたサリー。財産を差し押さえられ、家にも帰れず、着の身着のままでロンドンをさまよう羽目に。だが、ただ逃げ回るだけのサリーではなかった。敵の身辺を探るうちに知り合ったジャーナリストの助けを借りて、自ら虎の穴に飛び込み、敵の正体を暴こうとする。そこでサリーがつかんだ驚愕の真相は?カーネギー賞70周年オールタイムベストに輝く“ライラの冒険”の著者の、知られざる名作シリーズ。
著者等紹介
プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年イギリスのノリッジ生まれ。イギリス、ジンバブエ、オーストラリアを転々としたのち本国にもどり、オクスフォード大学エクセター・コレッジで英文学を学ぶ。その後、教鞭をとるかたわら児童書を執筆。1982年にCount Karlsteinを発表したのち、“サリー・ロックハートの冒険”四部作を書きはじめる。その後1995年から“ライラの冒険”三部作(新潮社)を発表、第1巻の『黄金の羅針盤』ではカーネギー賞、ガーディアン賞を、第3巻の『琥珀の望遠鏡』ではウィットブレッド賞児童書部門と最優秀賞を同時受賞するという快挙をなしとげた
山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
杏子
えみっち
まろんぐらっせ
dumpty
tamanegi