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マハラジャのルビー―サリー・ロックハートの冒険〈1〉

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  • サイズ B6判/ページ数 349p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488019532
  • NDC分類 K933
  • Cコード C0097

内容説明

サリー・ロックハート、十六歳。海運会社の経営者だった父を船の事故で失い、天涯孤独の身になったばかり。そのサリーのもとに、ある日謎めいた警告の手紙が送られてきた。ところが、その手紙に書かれていた“七つの祝福”という言葉を耳にしたとたん、サリーの目の前で、父の会社の重役が死んでしまったのだ!ヴィクトリア朝のロンドンを舞台に、変わり者の少女がもちまえの機転と勇気で父の死の謎に挑む。サリーにつきまとう怪しげな老婆、阿片の煙にかすむ幼いころの記憶、そしてマハラジャのルビー…。あの“ライラの冒険”の著者プルマンの傑作シリーズ第一弾。

著者等紹介

プルマン,フィリップ[プルマン,フィリップ][Pullman,Philip]
1946年イギリスのノリッジ生まれ。イギリス、ジンバブエ、オーストラリアを転々としたのち本国にもどり、オクスフォード大学エクセター・コレッジで英文学を学ぶ。その後、教鞭をとるかたわら児童書を執筆。1982年にCount Karlsteinを発表したのち、「サリー・ロックハートの冒険」四部作を書きはじめる。その後1995年から「ライラの冒険」三部作(新潮社)を発表、第1巻の『黄金の羅針盤』ではカーネギー賞、ガーディアン賞を、第3巻の『琥珀の望遠鏡』ではウィットブレッド賞児童書部門と最優秀賞を同時受賞するという快挙をなしとげた

山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

midorino

5
ライラの冒険のシリーズが大好きで、新作を待つ間に古い作品に手を出してみた。話はトントンと進んでいくので、少しだけ物足りないような気もするけれど、登場人物が魅力的で一気に読んだ。ジムがお気に入り。児童書の扱いのようだけれど、殺したり殺されたりが多かった。2019/01/13

naminnie

5
12月初旬に読んだ本。前から読みたかったプルマンのライラ以前著作。児童向けとは言えない濃厚なイギリスの時代様相に関わっていくサリー。出生の秘密が明らかになるのはまさかこんなことが!?と驚かされる深い展開でやっぱりこの人の小説好きだなぁと思ったのでした。続編ものんびり読んでいきたい。サリーの成長が見たい。2017/12/31

☆ひとこぶラクダちゃん☆

2
主人公はサリーだけど周りのキャラの皆さんが色々がんばってて謎が解けるって感じかな。児童書なのに安易に死人が多く出るのがちょっと‥‥‥。今まで注目したことの無い阿片窟は私には衝撃だった。次の冒険が楽しみ!!2016/08/08

詩歌

2
読んでる途中に何度か作者を確かめてしまった。あれ、田中芳樹じゃない?2014/05/13

りうかん

1
良家の子女として生まれ育った主人公だが、父子家庭かつ軍人だったため花嫁修業よりもむしろ実務家としての能力のスキルが高い(笑)父親の死により明らかになったのは彼女の出征の秘密と、かつて父が赴任していたインドでの失われたルビーの謎だった。ルビーを狙う謎の悪の組織とイギリスと中国(当時は清)の間でのアヘン取引の利権が絡んだマフィアとの抗争も含め、結構な陰謀に巻き込まれてしまうのだが…。イギリスの当時の風俗や歴史背景がリアルなので通り一遍のドキワクの冒険小説とは少し違う。そこが逆に良い。2018/10/07

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