感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hotspur
1
『赤い宿屋』、ちょっと不思議な短篇。解説によれば「良心の去就に関する問題が…「恐怖」と「滑稽」の組み合わせを背景として相当に技巧をこらして扱われている」2018/10/23
ゆきえ
1
「セザール・ビロトー」「赤い宿屋」「ゴーディサール」がおさめられている。「赤い宿屋」はあまり面白くなかった。いちばんバルザックっぽいのは「セザール・ビロトー」。バルザックは長編こそが面白いと思っていたのだけれど、「ゴーディサール」は面白かった。「ゴーディサール」は「外交販売」と「投機」に多く紙面を割いているにもかかわらず、面白かった。ただ、最後はめでたし、めでたし、見たいな感じになって終わっているのが何となくつまらなかったというか…。バルザックっぽくはないような気もする。まあそれも短編だから仕方ないのか。2013/02/17
うずまき
0
「セザール・ビロトー」「赤い宿屋」「ゴーディサール」収録。2009/06/08