内容説明
首都圏の端っこに位置する桜宮市に突如舞い込んだ一億円。その名も「ふるさと創生基金」。だがその金は黄金をはめ込んだ地球儀に姿を変え、今では寂れた水族館にひっそり置かれているだけとなった―はずだった。が、ある日を境にトラブル招聘体質の男・平沼平介の日常を一変させる厄介の種へと変貌する。八年ぶりに現れた悪友が言い放つ。「久しぶり。ところでお前、一億円欲しくない?」かくして黄金地球儀奪取作戦が始動する。二転三転四転する計画、知らぬ間に迫りくる危機。平介は相次ぐ難局を乗り越え、黄金を手にすることができるのか。『チーム・バチスタの栄光』の俊英が放つ、抱腹絶倒のジェットコースター・ノベル。
著者等紹介
海堂尊[カイドウタケル]
1961年千葉県生まれ。2006年、『チーム・バチスタの栄光』で第4回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。強烈な印象を残すキャラクターとリアリティ溢れる医療の現場を描き、絶賛を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
58
名前だけはいろんな作品に登場する黄金地球儀の未来。おじいちゃんがいい味出してる。2014/04/20
ともくん
54
田口・白鳥コンビのシリーズに比べると数段落ちる印象。 確かに、ハラハラドキドキするのだが、それだけかな。 設定が突拍子ないものだったからなのか、物語にイマイチ入り込めなかった。2018/10/10
がらは℃
44
他の桜宮の物語に比べて、ドタバタ感や喜劇色の強いコメディで良かったなあ。小夜と瑞人の登場も良かったな〜。あと、サラッと語られたけど、ガラスのでんでん虫が、XXって、、、!?2010/10/23
しろいるか
35
医療ものでない海堂作品。一連の医療ものが好みなので正直ちょっと物足りなかった。『ナイチンゲール』浜田小夜と牧村瑞人が登場したのが収穫というくらい。ストーリーも終盤近くまではあまり起伏が無くなかなか読み進められなかったし、主要人物のキャラもあまり立ってない印象。そういえば平介の息子が他の作品に出てましたね。2010/06/14
さら
34
ハチャメチャ、ドタバタで随所で笑わせていただきました。桜宮市が舞台なので、リンクしている登場人物がいたりするのかもしれませんが、物覚えの悪い頭では全然ピンときません(苦笑)。 最後、うまくまとめるあたりは流石、海堂さんと思いました。楽しませて頂きました^^2016/06/29
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