Key library<br> クリスティを読む!―ミステリの女王の名作入門講座

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クリスティを読む!―ミステリの女王の名作入門講座

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488015459
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C0095

出版社内容情報

“ミステリの女王”の数々の名作は、なぜこんなに面白いのか?
〈探偵〉〈舞台と時代〉〈騙しのテクニック〉などを丁寧に解説。
人気ミステリ書評家が贈る最高の入門書!

数々の名作が世界中で読まれ、翻訳され、映像化・舞台化され、没後48年を経ても変わらぬ人気を保ち続ける──まさしくミステリの女王、アガサ・クリスティ。大人気カルチャー講座「アガサ・クリスティを読む」の講師を務める書評家が、〈探偵〉〈舞台と時代〉〈人間関係〉そして〈騙(だま)しのテクニック〉に焦点を当て、各章でテーマに沿ったおすすめ作品を紹介しながら魅力を丁寧に語ります。最終章〈読者をいかにミスリードするか〉では、女王の驚くべきテクニックをじっくり解説。クリスティのすごさを実感できる、入門に最適な一冊!

内容説明

数々の名作が世界中で読まれ、翻訳され、映像化・舞台化され、没後48年を経ても変わらぬ人気を保ち続ける―まさしくミステリの女王、アガサ・クリスティ。大人気カルチャー講座「アガサ・クリスティを読む」の講師を務める書評家が、“探偵”“舞台と時代”“人間関係”そして“騙しのテクニック”に焦点を当て、各章でテーマに沿ったおすすめ作品を紹介しながら魅力を丁寧に語ります。最終章“読者をいかにミスリードするか”では、女王の驚くべきテクニックをじっくり解説。クリスティのすごさを実感できる、入門に最適な一冊!

目次

第1章 探偵で読む(異邦人としてのエルキュール・ポワロ ポワロを知る二冊―『スタイルズ荘の怪事件』『ポワロの事件簿1』;時代の証人としてのジェーン・マープル ミス・マープルを知る二冊―『ミス・マープルと13の謎』『書斎の死体』 ほか)
第2章 舞台と時代で読む(古き良きメイヘム・パーヴァ メイヘム・パーヴァを知る二冊―『アクロイド殺害事件』『ミス・マープル最初の事件 牧師館の殺人』;ヒット作の鉱脈、中東ミステリ 中東ミステリを味わう二冊―『殺人は癖になる』『ナイルに死す』 ほか)
第3章 人間関係で読む(ロマンス!ロマンス!ロマンス! ロマンスに浸る三冊―『謎のエヴァンス』『忘られぬ死』『ホロー荘の殺人』;三角関係の使い方 三角関係のバリエーションを知る二冊―『杉の柩』『白昼の悪魔』;いろいろな家族の形 家族のドラマを味わう三冊―『ポアロのクリスマス』『ねじれた家』『無実はさいなむ』)
第4章 騙しのテクニックで読む(童謡だけじゃない“見立て” 見立て殺人におののく二冊―『そして誰もいなくなった』『ポケットにライ麦を』;二種類ある、回想の殺人 回想の殺人を味わう二冊―『五匹の子豚』『スリーピング・マーダー』;ミステリの華、意外な犯人 意外な犯人に驚く二冊―『三幕の悲劇』『カーテン』)
第5章 読者をいかにミスリードするか(『シタフォードの謎』『殺人は容易だ』)

著者等紹介

大矢博子[オオヤヒロコ]
1964年大分県生まれ。書評家・文芸評論家。ミステリや時代小説などエンターテインメント小説をメインにした新聞・雑誌への書評寄稿のほか、多数の文庫解説を執筆。ブックナビゲーターとして中京圏のラジオ出演やイベント司会などでも活躍中。翻訳ミステリー名古屋読書会主宰。2018年から栄中日文化センターにて講座「アガサ・クリスティを読む ミステリーの女王 その世界と魅力」を担当し、人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

174
クリスティの入門書と銘打っているが、実質的に作家の伝記も兼ねているため愛読者が読んでも面白く楽しい。半世紀以上も書き続けただけに、その作品には近現代英国史やクリスティ個人の経験が反映している点を解明していく。取り上げる事件の舞台や時代状況の変遷、ポワロやマープルら探偵役の造形が変化した事情を戦争と大英帝国崩壊、離婚や再婚などが執筆に与えた影響を少しずつ知っていき、ミステリの女王である前に激動の20世紀を生きた英国人女性の生きた証を見ていたとわかってくる。クリスティを読むのは英国を理解することだと言えよう。2025/03/02

あっちゃん

53
クリスティ大好きだけど知らない事だらけ(笑)作品だけでなくキャラクター設定の話とかトリビア多数!まぁ、そんなことを知らなくてもクリスティはメチャ面白いけどね( ̄ー ̄)2024/11/11

sofia

34
中2で初めて『そして誰もいなくなった』を読んで以来、学生時代は赤いハヤカワ文庫をよく読んだ。こちらはクリスティーの名作入門講座。よくまあネタバレしないでこれだけ興味深く書くなあ。映画化されたり有名な話以外、犯人は忘れているが、あの時代の「色」やクリスティーのすごさは永遠。2025/05/09

M H

26
絶えることなく出版されていそうなクリスティ関連本。本書は入門書的な立ち位置で、ユーモアをまじえた軽妙な語り口。かわいらしい装丁もキャッチーさに一役買っている。中身に関しては後半になるほどクリスティ作品のテクニック、面白さの核心に近づいて最後は「シタフォードの謎」「殺人は容易だ」のネタを注意喚起の上で割って読み解き。両方未読だけど気になって読んじゃったよ、てへっ。総じてクリスティの魅力を再確認できてとても良かった。入門書に向いているかは謎。2024/04/06

もえたく

25
『オリエンタル急行の殺人』『アクロイド殺し』ぐらいは読んでいても、沢山ありすぎて何から読めばいい?人向けのクリスティ入門書、と銘打たれてますが、惹句が巧くて、アレもコレも読みたくなってしまった。ポアロとミス・マープルだけじゃないミステリの女王の魅力。ますます、積読本が増える贅沢な悩みが。2024/02/11

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