Key library<br> 路地裏の迷宮踏査

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路地裏の迷宮踏査

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  • サイズ B6判/ページ数 227,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488015381
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

初心者にもマニアにも、面白くてためになる。海外ミステリ作家の創作秘話・意外な人間関係などがわかる、「ミステリーズ!」名物連載が大加筆にて単行本化!

内容説明

海外探偵小説の“裏道”で発見した、ほかでは読めない情報が満載。初心者にもマニアにも、面白くってためになる、書評家・杉江松恋による53章の愉快なブックレビュー集。

目次

エドマンド・クリスピンはグルーチョ・マルクスから何を学んだか
真似してはいけないロジャー・シェリンガムの恋愛作法
クリスティ、皆殺しのバラード
フィリップ・トレントの密かな愉しみ
イズレイル・ザングウィルで笑うべきか否か
A.A.ミルンの「これが人生だ!」教えてよ、ミッキー・スピレーン
四十年は早かった?クロフツ
ステーマンの作品の外に伸びた線
ビル・S.バリンジャーの「遠くへ行きたい」?〔ほか〕

著者等紹介

杉江松恋[スギエマツコイ]
1968年東京都生まれ。慶應義塾大学卒業。国内外のミステリをはじめとする文芸書やノンフィクションなど、幅広いジャンルの書籍について書評・評論活動を展開。読書会・トークイベントの主催も精力的にこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

46
これが国内モノだったらまだ面白かったと思うけど、いかんせん海外モノあんまり読んでないので、いまいち面白さが半減。2014/08/18

へくとぱすかる

41
奥付がおとといの発行。新刊です。ところで内容は古典ミステリについての裏話。「へーえ、知らなかったなぁ」的エピソードで満載。「四十年は早かった?クロフツ」は納得。「忘れられた作家」のはずのクロフツが、日本で延々と読み継がれている理由がよくわかる。今まで注目されなかった現代的側面があるのですね。その他「ご冗談でしょう、フリーマンさん」「ノックスの王手無用」とか(元ネタは、もちろんあれやあれです)など、パロディ的タイトルには爆笑。現在がもし1950年代なら、きっと乱歩さんが『幻影城』として書いただろうな。2014/06/29

geshi

24
ミステリの表通りではない裏路地を巡るブックガイド。作家同士の繋がりやコアな四方山話が楽しい。マストリード級の超有名作品か名前を聞いたことのない作家まで、話があっち行ったりこっち行ったりするダラダラ感がいい。ただし、読んでしまったら読みたい本がダース単位で増える危険性を持つので、服用注意。2015/08/24

hydrangea

19
実は本書に挙げられている作品名や作家名も、聞いたことがあるが実際には読了したことが無い物が多い。しかし著者の深い洞察や知識、調査に裏付けされた考察は大変興味を唆られ、今後の積読候補が増えてしまいそうです。ガードナーのペリー・メイスンシリーズ、復刊しないかなぁ。2014/08/10

本木英朗

18
バークリー、クリスティ、カー、ウッドハウスなど今まで何編かは手に取って読んだけど、1冊ぜんぶ読んだのはこれが初めてかな。というわけで杉江松恋氏の『路地裏の迷宮踏査』であるが、やはりこれも素晴らしい。英米だけでなく、フランスやベルギー、オーストラリアなども面白いか、改めて読むとさらにいいかな。もちろん知らない作家もいるし、たいへんだ。杉江氏、すごいね。また今度読むよ。2019/01/12

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