出版社内容情報
数多のSF作家を送り出した〈宇宙塵〉編集長による、貴重な論考とファン活動にまつわる歴史的エッセイを集成。初単行本化。
内容説明
「SFとは何か」を問いつづけた生涯。日本SFの黎明期より、星新一をはじめ数多のSF作家や翻訳家・評論家を輩出した同人誌“宇宙塵”。その編集長であり、小隅黎の筆名で作家・翻訳家としても活躍した柴野拓美による、圧巻の論考と時評・エッセイを集大成し、すべてのSF愛読者に贈る。
目次
わがSF人生
SF論
SF随想
SFのテーマ概説
SF史
作家論・作品論
作品評
マイ・フェイヴァリット
ファン活動
サイエンス・エッセイ/SF的文明論
インタビュー
著者等紹介
柴野拓美[シバノタクミ]
1926年石川県生まれ。2010年歿。東京工業大学機械工学科卒。日本初のSF同人誌“宇宙塵”を1957年5月の創刊より、晩年まで一貫して主宰、編集。“SFマガジン”に先立つこと二年前の創刊であり、この同人誌は星新一をはじめ数多のSF作家、翻訳家、評論家などSF関係者を輩出した。1962年に第一回日本SF大会を主催。また小隅黎(こずみ・れい)の筆名で作家として『北極シティーの反乱』などを発表、翻訳家としてラリイ・ニーヴン、J.P.ホーガン、E.E.スミスをはじめ多数の作品を手がけた
牧眞司[マキシンジ]
1959年東京都生まれ。東京理科大学工学部工業化学科卒。SF研究家・文芸評論家。書評や文庫解説を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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