内容説明
幻想こそ人間の栄光の証しである。ファンタジーはもとより、ミステリ、ＳＦ等、文学の多様なジャンルを通して幻想の本質とその諸相を解き明かす。
目次
幻想とファンタジー
幻想と逃避
幻想と観点
幻想とジャンル批評
幻想と文学史
幻想の視野
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
7
「逃避」の形態として幻想をとらえ、それがどんな現実を反転させたものか、依って立つ観点（パラダイム）はどのようなものかを検討し、ジャンルとその発展の跡を見る。SF・ミステリやヌーヴォー・ロマンも射程入り。逃避にポジティブな意味付けをしているのは嬉しい。トドロフの後塵を拝してさほどインパクトを与えられなかったとのことだがそんなに悪くはないと思う。2021/03/21
すんだ
0
「ファンタジー」というより「幻想」でした。2013/12/12
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- 和書
- 鮭は帰ってきた
