感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aina
4
華麗なるメンデルスゾーン一族といったところか。今日最も有名なフェリックスメンデルスゾーンの祖父、モーゼスから続く一族の事について、とても愛を持って語ってあると感じた。フェリックスは、何の苦労もせず、お金をがむしゃらに稼ぐことなく、家庭にも恵まれて円満だった、といった評価がよく聞こえていたが、彼なりの葛藤、一族の葛藤も丁寧にかかれていて面白かった。2013/04/15
桃雪琴梨
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メンデルスゾーンについてとても詳しく書かれている伝記。真面目なだけでなく、無言歌にタイトルを付けない理由や、マイアベーアに似てると言われて髪を切った話等、豆知識や面白ネタも満載です。ヒラーやベルリオーズとのほかの本では見られない様な交流も読めます。
川山空人
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大作曲家として知られるフェリックス・メンデルスゾーンについて書かれた本の中で現在最も入手しやすい、かつ、図書館で手に取りやすいと思われる一冊。 内容はフェリックスだけでなく、その祖父とその父を含む３世代について歴史をたどる構成になっている。2013/09/21
