内容説明
諦めよく帰ったはずの依頼人は、複数の事務所に同じ話を持ち込む諦めの悪さを併せ持っていた…。法曹会に籍を置く少壮気鋭の弁護士、剣持鷹士の事件ファイル。第1回創元推理短編賞受賞作を含む連作ミステリ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にゃも
8
主人公はイソ弁の剣持鷹士だが謎を解くのは友人のコーキこと女王光輝という安楽椅子探偵系。風変わりな依頼も謎を解く過程も興味深かったけれど、主人公にいまいち好感が持てない。著者が現役の弁護士ということなので実際にはそんなもんなんかなぁとは思うけれど、こんなヤツに当たっちゃったらハズレだなと感じると思う。2025/02/14
もぐもぐチョビたん
2
イソ弁の主人公の語り口がユーモラスだね(^O^)たまに意味不明になるけど(笑)難しい専門用語もわかりやすく法律のお勉強ができる(^ω^)主人公が出会う奇妙な依頼人たちの謎を友人のコーキが推理するという安楽椅子探偵もの。最後がちょっとばっさり過ぎかなぁ。良くも悪くもまんま弁護士視点で書いた小説って感じ(^q^)2014/06/10
二分五厘
0
2002.12.24