内容説明
『スタジアム虹の事件簿』の著者が七年ぶりに放つ連作ミステリ!助産婦探偵シリーズ第一弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nonたん
35
お初、青井さん!こりゃ、ほのぼの系で安楽椅子探偵で、好きですわ!!安楽椅子探偵っても、70歳のカリスマ助産婦さんです。もう元気に旅行・陶芸に嵌まっている可愛いおばあちゃんです。人は死なない!逆に生まれてきちゃいます!!陽奈ちゃん(雛ちゃん?)が一人前の助産婦として成長していくんでしょうねぇ。続きが読みたいなぁ。2011/01/19
銀河
29
助産婦コンビの聡子&陽奈が関わる妊婦さんたち。3つの短編集で、どれも最初は問題をかかえていて(病的な問題ではなく)奇妙な状況ながら、安楽椅子探偵によるしっかりした謎解きがなされ、最後にはあ〜読んでよかったって思えるハッピーなお話だった。「陽奈ちゃんにはあと十年は言われたくないな」という聡子の決め台詞が可愛かった。自分のマタニティーライフを懐かしく思い出した。大変だったけど、たくさんの人に大切にしてもらったなぁ。最後の妊婦さんも無事に出産されますように。2011/09/10
calaf
8
順列・組み合わせの得意な助産婦 (笑)2010/07/28
ヨッシー
7
半年振りの国内ミステリ。助産婦さんが探偵役のミステリと言うのがまず面白いですね。なかなか身近とはいえない職業ですから、その仕事振りを興味深く読めました。全3話、1つ1つが調度よい分量の中編といったところで、第3話の話の盛り上がり具合も最終話に相応しい幕切れといった感じでしょうか。些細な言葉から、見かけとは違う真相をさらっと導き出す明楽先生、さすがです。言うこと為すこと全て間違ってる陽奈ちゃん、いかがなものか(笑)ところで解説&各サイトで言われている「とんでもない共通点」が分からない~、誰か教えてけれ~。2012/02/13
RAKUSI
5
一気読みで少々疲れました。一緒に推理して一緒に出産に立ち会って。面白かったです。2014/08/26