漂着物、または見捨てられたものたち

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漂着物、または見捨てられたものたち

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488011499
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

寄せては返す、波と幻。
コーンウォールの海辺を舞台に
現実と幻想が静かに混ざりあう、
13の忘れがたき短編

サマセット・モーム賞受賞作
『潜水鐘に乗って』に続く
珠玉の第二短編集

巨大なアンテナ設備の近くにある家で、幼い娘を育てる父親が体験する数々の異変(「アンテナ」)、なにげなく漂着物を砂浜に埋めたことで老夫婦が巻きこまれる思わぬ事態(表題作)、中年になり帰郷した男が振り返る、キャンプ場で姉と過ごした子供時代のあれこれ(「海辺のうた」)……。
海沿いに点在する無人の家、大潮の日にだけ行ける入り江、漂着物が絶えず流れ着く砂浜、さびれたキャンプ場……英国コーンウォールの海辺に見られるありふれた場所では、ふとしたはずみに幻めいた現象が起こり、もの哀しくも美しい物語がいくつも紡がれる。現実と幻想の境目で生まれた、いずれも忘れがたき13の短編を収録。サマセット・モーム賞受賞作『潜水鐘に乗って』に続く、珠玉の第二短編集。解説=石井千湖

■収録作品
「空っぽの家」
「アンテナ」
「すぐの未来に」
「帰郷」
「出て行け」
「ソルトハウス」
「漂着物、または見捨てられたものたち」
「波乗り」
「嵐の日」
「死者たちの年」
「ケーブル」
「海辺のうた」
「漂流するクラゲたち」

内容説明

寄せては返す、波と幻。巨大なアンテナ設備の近くにある家で、幼い娘を育てる父親が体験する数々の異変(「アンテナ」)、なにげなく漂着物を砂浜に埋めたことで老夫婦が巻きこまれる思わぬ事態(表題作)、中年になり帰郷した男が振り返る、キャンプ場で姉と過ごした子供時代のあれこれ(「海辺のうた」)…海沿いに点在する無人の家、大潮の日にだけ行ける入り江、漂着物が絶えず流れ着く砂浜、さびれたキャンプ場…英国コーンウォールの海辺に見られるありふれた場所では、ふとしたはずみに幻めいた現象が起こり、もの哀しくも美しい物語がいくつも紡がれる。現実と幻想の境目で生まれた、いずれも忘れがたき13の短編を収録。サマセット・モーム賞受賞作『潜水鐘に乗って』に続く、珠玉の第二短編集。

著者等紹介

ウッド,ルーシー[ウッド,ルーシー] [Wood,Lucy]
イギリスの作家。コーンウォール出身。デヴォン在住。エクセター大学で文芸創作を学び、修士号を取得。2012年、『潜水鐘に乗って』を刊行しデビュー。同書でサマセット・モーム賞、ホリヤー・アン・ゴフ賞を受賞し、国際IMPACダブリン文学賞、ディラン・トマス賞の候補となったほか、収録短編「精霊たちの家」はBBC短編小説賞の次点に選ばれた

木下淳子[キノシタジュンコ]
英米文学翻訳家。慶應義塾大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽてち

29
デビュー作の『潜水鐘に乗って』(未読)でサマセット・モーム賞とホリヤー・アン・ゴフ賞を受賞した作家の第2短篇集。13篇を収録している。うーん、これは苦手なタイプの作品集だった(^_^;)。映像的ではあるのだが、そこからなにを感じればいいのかがわからない。ただ文章を愉しめばいいのかとも思うし実際それで愉しめたけれど、中には内容がまったく理解できない作品もあった。解説によれば、出身地のイギリス・コーンウォールを舞台にしているそうだが、そもそもこの地についての知識が皆無なので、理解の助けにはならなかった。2025/06/21

おだまん

11
寄せては返す波のように、静かに、時には激しい余韻。前作に負けず劣らずそこはかとない寂しさと孤独の漂う雰囲気をゆったりと味わえました。2025/06/18

19番ホール

3
夏は観光客で賑わう一方、冬は厳しい自然が押し寄せるコーンウォール。たのしげな喧騒が遠くから聞こえてくる中、ひとり夜の浜辺を歩く気分を味わえる短編集。行間にたたまれた過去をああだこうだ想像するのが楽しかった。2025/06/20

常葉

1
図書館本。前作と同じく、イギリス(コーンウォール)が舞台の作品集。寄せては返す波に似た寂寥感を感じる。抽象的というか、癖が強い感じがするし、短編ぐらいがちょうどいいのかも?長編だと挫折してもおかしくない…!2025/06/22

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