黒い空

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488011475
  • NDC分類 949.53
  • Cコード C0097

出版社内容情報

恐喝者は血を流して倒れており、
発見した捜査官も何者かに襲われる。
自らも当事者になってしまった
捜査官シグルデュル=オーリは
複雑に絡んだ事件を解きほぐせるのか。

世界じゅうを魅了する、北欧ミステリの巨人による
〈犯罪捜査官エーレンデュル・シリーズ〉第8弾

レイキャヴィク警察の犯罪捜査官シグルデュル=オーリは、友人から厄介な相談を受けていた。妻の姉夫婦がいかがわしい写真を撮られ、それをネタにゆすられている。表沙汰にならないように写真のデータを取り戻してほしいというのだ。恐喝者である女性の家に行ってみると、女性は頭から血を流して倒れており、シグルデュル=オーリ自身も何者かに殴られて昏倒してしまう……。犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のシグルデュル=オーリが自らが巻き込まれた殺人事件の捜査を進める。
北欧ミステリの巨人の人気シリーズ第8弾。訳者あとがき=柳沢由実子


【目次】

内容説明

レイキャヴィク警察の犯罪捜査官シグルデュル=オーリは、友人から厄介な相談を受けていた。妻の姉夫婦がいかがわしい写真を撮られ、それをネタにゆすられている。表沙汰にならないように写真のデータを取り戻してほしいというのだ。恐喝者である女性の家に行ってみると、女性は頭から血を流して倒れており、シグルデュル=オーリ自身も何者かに殴られて昏倒してしまう…。犯罪捜査官エーレンデュルが行方不明のなか、同僚のシグルデュル=オーリが自らが巻き込まれた殺人事件の捜査を進める。北欧ミステリの巨人の人気シリーズ第8弾。

著者等紹介

インドリダソン,アーナルデュル[インドリダソン,アーナルデュル] [Indri〓ason,Arnaldur]
1961年アイスランドの首都レイキャヴィク生まれ。父親は高名な作家インドリディ・G・トーステンソン。アイスランド大学で歴史学と映画を専攻し、新聞社に就職。その後フリーの映画評論家になる。1997年にレイキャヴィク警察の犯罪捜査官エーレンデュルを主人公とするシリーズ第一作Synir duftsinsで作家デビュー。3作目にあたる『湿地』と次の『緑衣の女』で2年連続してガラスの鍵賞を受賞。『緑衣の女』では、英国のCWAゴールドダガー賞も受賞している

柳沢由実子[ヤナギサワユミコ]
1943年岩手県生まれ。上智大学文学部英文学科卒業。ストックホルム大学スウェーデン語科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょろこ

125
待ち遠しい一冊。お約束通り、エーレンデュル不在、同僚シグルデュル=オーリ主役のシリーズ第8弾。オーリが友人から表沙汰にはしたくない恐喝の相談を受けたことから事件が始まるストーリー。前巻のエリンボルク同様、やっぱり彼もいろいろ抱えていて、母や元妻への小さな鬱屈の数々に彼への親近感が増した。事件は複雑さを纏いながらとにかく地道に真相へと近づく感じ。過去に登場していたらしい人物の苦しみも交えられて、最後は事件のテーマの一つが重さを伴って沈み込んできた。エーレンデュル復活が待ち遠しい。彼が醸し出す陰鬱さが恋しい。2025/07/23

キムチ

64
2008年のアイスランド 国家規模の経済破綻が背景〜うーん、そう来るか。20年近く前 我国バブル後の狂乱がそういや…蘇る。ギリシャの破綻騒ぎが表面化されニュースになっていたがこの国もとは。表題はそんなこんなも含めてのブラック?主役級不在とは言えこの分量でシグルデュルの個人プレイが泡の様に次々と起きる中身もかなり黒…父親より妻との冷え冷えはリアル。個人的にだがラスト80頁で情けない悪どもの恨み辛みが吐き出されるのは滑稽と言うか「世界中何処も」欲まみれがほざく中身は同じだな。この国らしい性虐待もきっちり背景に2025/07/28

星落秋風五丈原

39
児童虐待など暴力を多く取り扱ってきたシリーズで、今回は経済犯罪が取り上げられている。日本でも好景気の後にバブル崩壊があったが、アイスランドでも実際に2008年経済破綻が起こっている。欲に取りつかれた人たちが、次第に社会規範も善悪も踏み外していく恐ろしさは、国を選ばないようだ。原題もこの事象に起因したものとなっている。 2025/07/28

papako

38
楽しみにしていなシリーズでしたが、シグルデュル=オーリがメインでした。ベルクソラとの子供をめぐるやりとりで、なんだかいけすかないと思っていたけれど、今作を読むとちょっと理解できた。遅すぎた反省だけど、次の出会いがあるといいね。事件は複雑に見えたけど、解きほぐしてみるとシンプルな構造。『一番ひどい目にあうのは子供なんだ』こと言葉がこの物語の核でしたね。強欲は世の常なのか。裁きがくだることを。アンドレスを必死に探したシグルデュル=オーリを見直しました。次はエーレンデュルに会えるかしら。2025/07/28

19
今作も彼は不在…。お話しは、いくつかのスジが並行してました。あとがきで、死刑廃止の国が多いことを知りました、日本はどうなるんだろ?と、お話しより印象に残ってしまった。2025/08/12

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