リスボンのブック・スパイ

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リスボンのブック・スパイ

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488011390
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

第二次世界大戦下のヨーロッパで
敵国の書物を収集せよ――
実在の図書館司書に材をとり、
本を愛する者たちの闘いを描いた、
心揺さぶる傑作長編!
ベストセラー作家の本領発揮

1942年、第二次世界大戦下。ニューヨーク公共図書館で働く司書のマリアは、大統領令に基づく任務を帯び、ポルトガルのリスボンに旅立つことになった。その任務とは、身分を偽り、戦略分析のため枢軸(すうじく)国の刊行物を収集すること。報道写真家の母をスペイン内乱で亡くしたマリアは、危険を冒してでも戦争を終わらせたいという強い想いを抱いていたのだ。
同時期、リスボン。書店を営む青年ティアゴは、書類偽造の天才である書店員ローザとともに、迫害から逃れようとするユダヤ人避難民を命懸けで援助していた。マリアは街で本や新聞を集めるうちにふたりと出会い、戦争を終わらせるためのさらなる任務に臨むことに──
戦時のヨーロッパで活躍した実在の図書館司書に材をとり、本を愛する者たちの闘いを描き上げた、心揺さぶる傑作長編!訳者あとがき=高山祥子

内容説明

第二次世界大戦下のヨーロッパで敵国の書物を収集せよ―。実在の図書館司書に材をとり、本を愛する者たちの闘いを描いた、心揺さぶる傑作長編!

著者等紹介

フラド,アラン[フラド,アラン] [Hlad,Alan]
オハイオ州とポルトガルに拠点を置く作家。歴史小説協会会員。2019年、第二次世界大戦下に行われた伝書鳩を用いた作戦行動を題材に、人々の闘いと絆を描いた長編小説The Long Flight Homeでデビュー、一躍ベストセラー作家となる。その後も歴史に材をとった作品を次々と発表

〓山祥子[タカヤマショウコ]
1960年東京都生まれ。成城大学文芸学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星落秋風五丈原

43
実在のスパイをもとにしたフィクション。1942年、第二次世界大戦下。ニューヨーク公共図書館で働く司書のマリアは、大統領令に基づく任務を帯び、ポルトガルのリスボンに旅立つことになった。身分を偽り、戦略分析のため枢軸国の刊行物を収集すること。報道写真家の母をスペイン内乱で亡くしたマリアは、危険を冒してでも戦争を終わらせたいという強い想いを抱いていたのだ。「本を焼く者は人を焼く」と言ったのはドイツ人のハイネ。その警句をナチスドイツは実践した。本を守ろうと奮闘する人たちの戦いは、現在も続く戦火の中続いている。 2024/10/23

oldman獺祭魚翁

33
この物語はフィクションだが、当時OSSの一部門では刊行物を記録分析する活動を行っていたらしい。それを踏まえた上で本書を読みたい。ただ描かれている主人公の思考が、かなり極端なのが(ヒトラーと面会できると解った時には、護身用のペンシル銃で、暗殺しようと考える。)ちょっと……スパイとしては失格だろう。物語自体は読んでいて楽しいしワクワクする。ヒロインが危機に陥ってからの脱出劇はあまりにもあっさりしすぎて……まぁ許容範囲なのかなぁ エスピオナージュ物としては良く書けている。2024/11/17

愛書家

13
第二次大戦下、司書たちがスパイとして奮闘する話。 スパイって過酷な職業。 一歩判断を誤れば、味方である連合国も危険にさらすから、頼は己の冷静な判断力のみです。 だから、必然と物語は面白く。 後半に行くにしたがって、手に汗握り、ページを夢中になって貪るようにして捲っていました。 途中、息をするのも忘れ、固唾を呑むとはこのことか、と実感しました。 読了したとき、充実感が僕の胸を包み込むーー。2025/02/14

Naoko Takemoto

13
面白かった。戦地に赴いたすべての図書館司書たちに捧ぐ。しかし図書館司書マリアのバイタリティは凄すぎる。どこからこのエネルギーが湧き出てくるのか。これが愛国心と仕事への情熱とすれば敬服に値する。ネタバレになりそうなので詳しくは記述しないが、続編があるといいな。国立国会図書館で古い新聞記事のマイクロフィルムを丹念に読みたくなった。真理は心を自由にする。2024/12/16

鹿ノ子

12
図書館司書とスパイというおよそ結びつかない二つのお仕事。荒唐無稽とは言い切れない。実際にこれに近い人々が存在していたとは。史実とフィクションを交えながらハラハラドキドキの展開で、Netflixのドラマをみているようでした。書店員や図書館司書でも、戦争を止めるために出来ることはあるのです。でも、そうやって手に入れた世界平和は今も脅かされ続けてますけどね。2024/12/04

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