呪いを解く者

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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488011284
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

【英国SF協会賞YA部門受賞】
呪いを解く力をもつ少年と、
かつて呪いにかけられていた少女
呪いを、謎を解きながら旅をする
『嘘の木』の著者が描く唯一無二の世界

〈原野(ワイルズ)〉と呼ばれる沼の森を抱える国ラディスでは、〈小さな仲間〉という生き物がもたらす呪いが人々に大きな影響を与えていた。15歳の少年ケレンは、呪いの糸をほどいて取り除くほどき屋だ。ケレンの相棒は同じく15歳のネトル。彼女はまま母に呪いをかけられ鳥にかえられていたが、ケレンに助けられて以来彼を手伝っている。二人は呪いに悩む人々の依頼を解決し、さまざまな謎を解き明かしながら、原野に分け入り旅をするが……。
英国SF協会賞YA部門受賞。『嘘の木』の著者が唯一無二の世界を描く傑作ファンタジイ。

内容説明

“原野”と呼ばれる沼の森を抱える国ラディスでは、“小さな仲間”という生き物がもたらす呪いが人々に大きな影響を与えていた。15歳の少年ケレンは、呪いの糸をほどいて取り除くほどき屋だ。ケレンの相棒は同じく15歳のネトル。彼女はまま母に呪いをかけられ鳥にかえられていたが、ケレンに助けられて以来彼を手伝っている。二人は呪いに悩む人々の依頼を解決し、さまざまな謎を解き明かしながら、原野に分け入り旅をするが…。英国SF協会賞YA部門受賞。『嘘の木』の著者が唯一無二の世界を描く傑作ファンタジイ。

著者等紹介

ハーディング,フランシス[ハーディング,フランシス] [Hardinge,Frances]
英国ケント州生まれ。オックスフォード大学卒業後、2005年に発表したデビュー作Fly By Nightでブランフォード・ボウズ賞を受賞。2011年に発表したTwilight Robberyがガーディアン賞の最終候補に、また2012年の『ガラスの顔』がカーネギー賞候補に、2014年の『カッコーの歌』は英国幻想文学大賞を受賞し、カーネギー賞の最終候補になった。そして2015年、『嘘の木』でコスタ賞(旧ウィットブレッド賞)の児童文学部門、さらに同賞の全部門を通しての大賞に選ばれるという快挙を成し遂げ、米国のボストングローブ・ホーンブック賞も受賞、カーネギー賞の最終候補にもなった。2017年に刊行された『影を呑んだ少女』も同賞の最終候補作に選ばれた

児玉敦子[コダマアツコ]
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ

62
「嘘の木」で嵌まった世界。5作目のハーディング。結構なボリュームと世界観。入り込むまでに紆余曲折があり読了までに7日余(軽い他本と併せ読みで息抜き)時代も舞台も架空のファンタジー。筆者はSpainカナリア諸島 ガラホナイの森にイメージを貰ったと巻末にある。ラディス国に住む人々は長い間沿岸の「原野」にいる小生物等多種多様の呪いで苦しめられてきた。物語は ほどき屋ケレンと少女ネトルが中心。善と悪の2者対立の構図を取りつつも、その呪いは「現実的・結果的・運命的」など単に語れぬ物語に因を発している。呪いの多彩ぶり2024/09/21

小太郎

47
大好きなハーディングの新作ようやく読めました、最初からお得意のダークワールドらしさ満載の異世界譚。そうそうハーディングはこうじゃなくちゃ!原野という呪いの沼を持つラディスという国が舞台。沼には呪いをもたらす「小さき者」が住んでいて人々は恐れている。主人公はその呪いを解きほぐせるケレンとケレンに呪いを解いてもらったネトル。二人は呪いに悩む人たちを助けながら冒険の旅をするのだが・ 相変わらず細部まで練られたサイドストーリー。微に入り細を穿つ圧倒的な世界観。これこそがファンタジーを読む悦びに満ちた一冊です。★42024/08/12

星落秋風五丈原

46
ハーディング作品では、家族-特に父親-のツケを払ってきた少女が主人公の物語が続いたが、今回は少年少女の二人組が主役となる。ティーンが能力一つで大人社会の中に入って活躍する物語でもあるので、わくわくする冒険物語の要素がある。但し、本編はダーク・ファンタジー。両主人公とも重いものを背負っている。それぞれに家族がいるが、ケレンは能力故に家族と離れなければならなくなり、ネトルは継母に兄弟と共に呪いをかけられてしまう。呪いをかけられた兄弟の物語は『野の白鳥』からのインスパイアだそうだ。2024/01/14

Nat

29
図書館本。不思議な物語で読み終わるまで随分時間がかかってしまった。呪われてサギになっていた時のネトルの記憶が怖い。呪いから解放されても苦しみが残り、それがすぐには幸せに繋がらないところに多くの人の葛藤がある。ネトルの兄のヤニックが、カモメと人の2つの生き方を選択しながら妹を思いやる気持ちがとても良かった!2025/04/24

tom

28
とても想像もできない世界を作り上げて、その中で登場人物を動かすハーディング。「ガラスの顔」を読んで仰天したけれど、この本もまた同じ。呪いの卵を作りだす生物がいて、その卵を受け取った者は、その卵を抱え込み、いつしか憎しみの対象にそれを向ける。呪われた者は、雲になったり、石喰いになったり、コウモリになったり・・・。そして主人公は「呪いを解く者」。彼は「呪い」を利用して、世界を支配しようとする者と戦う。この本はジュブナイル。呪いがどういうものか、呪いを解くということがどういうものかを語ろうとしている。良書。2024/03/20

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