ガラスの顔

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  • サイズ 46判/ページ数 505p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488011109
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

地下都市カヴェルナの人々は表情をもたない。彼らは《面》と呼ばれる作られた表情を教わるのだ。そんなカヴェルナに住むチーズ造りの親方に拾われた少女はネヴァフェルと名づけられ、一瞬たりともじっとしていられない好奇心のかたまりのような少女に育つ。ある日親方のトンネルを抜け出た彼女は、カヴェルナ全体を揺るがす陰謀のただ中に放り込まれ……。『嘘の木』の著者が描く健気な少女の冒険ファンタジイ。カーネギー賞候補作。

内容説明

地下都市カヴェルナの人々は表情をもたない。彼らは“面”と呼ばれるつくられた表情を教わり大人になるのだ。そんなカヴェルナに住むチーズつくりの親方に拾われた幼子はネヴァフェルと名づけられ、一瞬たりともじっとしていられない好奇心のかたまりのような少女に育つ。どうしても外の世界を見たくて、ある日親方のもとを抜けだしたネヴァフェルは、カヴェルナ全体を揺るがす陰謀のただ中に放りこまれ…。

著者等紹介

ハーディング,フランシス[ハーディング,フランシス] [Hardinge,Frances]
英国ケント州生まれ。オックスフォード大学卒業後、2005年に発表したデビュー作Fly By Nightでブランフォード・ボウズ賞を受賞。2011年に発表したTwilight Robberyがガーディアン賞の最終候補に、また2012年の『ガラスの顔』がカーネギー賞候補に、2014年の『カッコーの歌』は英国幻想文学大賞を受賞し、カーネギー賞の最終候補になった。そして2015年、『嘘の木』でコスタ賞(旧ウィットブレッド賞)の児童文学部門、さらに同賞の全部門を通しての大賞に選ばれるという快挙を成し遂げ、米国のボストングローブ・ホーンブック賞も受賞、カーネギー賞の最終候補にもなった。2017年に刊行された『影を呑んだ少女』も同賞の最終候補作に選ばれた

児玉敦子[コダマアツコ]
東京都生まれ。国際基督教大学教養学部社会科学科卒。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

80
ファンタジックすぎて状況が想像しずらかった。 地下世界での暮らし。 爆発するチーズ、生きているワイン、水晶の柱 臭覚的には想像しやすかったが(チーズの匂い凄そう) 不思議の国のアリスちょい入ってるかな?2022/10/10

ずっきん

76
ファンタジーは苦手なのだが、杉江松恋氏の書評を信じて。今はエピローグの爽快な余韻が胸を満たしている。伸びやかでわかりやすい筆致。巧みなミステリの仕掛けと踊りまくる活きのいい登場人物たち。アイディアとそのディテールの細やかさが世界を構築していく。暗く、だが鮮やかな虚構が徐々に姿を現し、飲み込まれていく。ああ、小説は騙されてなんぼだなあ。後半はページ捲る手が止まらなかった。現代社会のメタファーとか問題提起とかいろいろあるけど、まずは面白いこと、これが大事だ。青臭い子供から汚れた大人まで、楽しめる事請け合い。2021/12/18

キムチ

73
前3作は史的ファンタジー・・一転し今回は異空間~地下世界カヴェルナ。そこへ入り込みチーズ作り親方の元で育てられたネヴァフェル。地下世界は地上で住めなくなった人々が≪面≫をつけて生きる表情のない世界。面の下に隠された陰謀だらけのダークな現実社会の闇が見えてくるにつれ 少女は心身共に成長して行く。ラストで供された「その世界」は明るく 煌めくとは言えぬまでも 彼女なりの解釈で受け止める覚悟が出来、喜びが生まれ ネヴァフェルの「個」とでも呼びたい様なそれ。中盤まで、この空間に乗り切れず、難儀したが 好奇心に満ち 2022/05/20

星落秋風五丈原

60
前作『カッコーの歌』に続きまたもや表紙には鳥が登場。いや、ヒロインが鳥かごの中の鳥のようだ。どれどれ、一緒に籠に入っているのは?チーズに、ワインに、蛇に、お面?逃げるかもしれない鳥や蛇ならともかくなぜ生き物でないものが籠の中に?実は表紙に登場する全てのものは物語を構成する重要なアイテム。舞台は地下都市カヴェルナ。ここの人々は表情を持たず《面》と呼ばれる作られた表情を教わる。ネヴァフェルは考えた事が全て顔に出ても怖くない。カヴェルナの人々は本心を隠すために面を被る。彼女とこの世界の人を隔てるのはお面。2022/01/01

ちょき

58
不思議の国のアリスか、オズの魔法使い、あるいはチャーリーとチョコレート工場のよう。地下深くのダークファンタジー。ここでは、ワインやチーズがしゃべり、爆発したり記憶を消したりする。人々は表情がなく”面(おも)”とよばれる顔をきりかえながら生活している。どうやら"お面"とは異なるようで働く仕事により選択肢は限られている。そこにやってきた、表情が自由に切り替えられる地上の娘が記憶を無くした状態で登場する。解釈が壮大すぎて頭がおかしくなるのをなんとか正気で読み切った。右脳対左脳、右半身対左半身の長官の戦いとは?2023/04/17

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