出版社内容情報
ロンドン塔からレイヴンが消え、橋という橋は落ち、ロンドンは瓦礫の街と化した。文字による記録は失われ、新たな支配者〈オーダー〉は鐘の音で人々を支配している。両親を亡くした少年サイモンは、母が遺したひとつの名前と、ひとつのメロディを胸に、住み慣れた農場を離れ、ロンドンに向かった。そこで彼は、奇妙な白い眼を持つ少年リューシャンに出会う。世界幻想文学賞賞受賞、ブッカー賞候補にも挙がった幻想文学の名作登場!
アンナ・スメイル[アンナ・スメイル]
著・文・その他
山田順子[ヤマダジュンコ]
翻訳
内容説明
ロンドン塔からレイヴンが消え、橋という橋は落ち、ロンドンは瓦礫の街と化した。文字による記録は失われ、新たな支配者“オーダー”は鐘の音で人々を支配している。両親を亡くした少年サイモンは、母が遺したひとつの名前とひとつのメロディを胸に、住み慣れた農場を離れ、混沌のロンドンに向かった。そこで彼は、河の底から呼びかける不思議な銀色の音を聞き、奇妙な白い眼を持つ少年リューシャンに出会う…。世界幻想文学大賞受賞、ブッカー賞候補にも挙がった幻想文学の名作登場!
著者等紹介
スメイル,アンナ[スメイル,アンナ] [Smaill,Anna]
1979年、ニュージーランドのオークランドに生まれる。詩人。オークランド大学で英文学を、ウェリントンのヴィクトリア大学で創作文芸を学び、イギリスのロンドン大学で英文学の博士号を取得。『鐘は歌う』で小説に初進出
山田順子[ヤマダジュンコ]
1948年福岡県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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