出版社内容情報
全米図書館協会アレックス賞受賞作
第二次世界大戦下のイギリス。本を愛する12歳のデイヴィッドは、母親を病気で亡くしてしまう。孤独に苛まれた彼はいつしか本の囁きを聞いたり、不思議な王国の幻を見たりしはじめる。ある日、死んだはずの母の声に導かれて、おとぎ話の登場人物や神話の怪物たちが蠢く、美しくも残酷な物語の世界の王国に迷い込んでしまう。元の世界に戻るため『失われたものたちの本』を探す旅に出るが……。少年の謎に満ちた旅路と、困難を乗り越えて成長する姿を描く異世界冒険譚。訳者あとがき=田内志文
内容説明
第二次世界大戦下のイギリス。本を愛する12歳のデイヴィッドは、母親を病気で亡くしてしまう。孤独に苛まれた彼はいつしか本の囁きを聞いたり、不思議な王国の幻を見たりしはじめる。そしてある日、死んだはずの母の声に導かれて、沈床園の壁から、おとぎ話の登場人物や神話の怪物たちが蠢く、美しくも残酷な物語の世界の王国に迷い込んでしまう。元の世界に戻るため、その国の王が持つ『失われたものたちの本』を探す旅に出るが…。少年の謎に満ちた旅路と、困難を乗り越えて成長する姿を描く異世界冒険譚。全米図書館協会アレックス賞受賞作。
著者等紹介
コナリー,ジョン[コナリー,ジョン] [Connolly,John]
1968年アイルランド生まれ。犯罪小説、ホラー、ファンタジーなどを執筆。ダブリン大学卒業後、フリーのジャーナリストとして活動。1999年のデビュー作『死せるものすべてに』(講談社文庫)はブラム・ストーカー賞とバリー賞にノミネートされ、シェイマス賞を受賞。2003年にThe White Roadでバリー賞英国ミステリ賞を、2012年にBooks to Die Forでアガサ賞最優秀ノンフィクション賞を受賞(後者はDeclan Burkeとの共著)
田内志文[タウチシモン]
翻訳家、物書き。元スヌーカー選手で、チーム世界選手権、アジア選手権日本代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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keroppi
Koichiro Minematsu
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とろこ
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