現代社会科学叢書<br> 脱学校化の可能性 - 学校をなくせばどうなるか

現代社会科学叢書
脱学校化の可能性 - 学校をなくせばどうなるか

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  • サイズ 46判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784488006891
  • NDC分類 370.4

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬参仟縁

10
除籍本。僕の答えは、学校をなくせば読書会を開けばいいと思う。もしくは、読書メーターに登録して、図書館で勉強する市民が増えればいいと思う。「学校は人を自己の学習から疎外してきた」(18頁)という側面もある。オイルショックの1973年にデビューした衝撃作のようだ。これは「もし○○をなくせばどうなるか?」という問いを他に敷衍、応用できるのかもしれない。「もし自動販売機をなくせばどうなるか?」というのが僕の最近の関心事である。してみれば、センター試験もマークシートを機械で自動的に学力を判定している。自動化の陥穽。2013/11/04

diet8

1
学校は本来の学習から逸れ、教育と享受の混同を招く制度となっている。教育履歴による差別の禁止がなければ、学校廃止は実現困難である。学校は平等を装いつつ機会を独占し、消費社会への適応を強いる。制度は人々の自立心を奪い、精神的自殺へ導く。学ぶ内容を公が決めるのは不適切であり、制度的な支援は逆に依存と需要を生む。教育は明文化された課程以上に、環境や感情によって形成される。学校は特権階級維持の装置であり、学習は制度外でも可能である。2025/05/28

田中博史

1
「脱学校の社会」がまだ手に入らないので、周辺の論文から。 これ本気で言ってないようなずるさがありますね。 現実問題を全然語ってないし根拠のないことをイメージと思いつきで語っているだけというか、机上にさえ乗ってない空論というか。 別にこの人は学校をなくしたら良い社会になるなんて本当には思ってないんじゃないかな。 まあ判断は「脱学校~」を読んでからですね。2013/11/08

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