出版社内容情報
盤上を支配する為には、大局観と感覚が特に重要である。それらが優れていると、ヨセに入る前に優勢を築くことが出来る。本書では定石、布石、石の働き、削減と攻めに焦点を合わせて、読みではなく感覚的に対処していく方法等を問題形式で著した。さらにワンポイント・レッスンやレベルアップ・レッスンを通じて、更に充実した学習となるように工夫した。本書によって基礎体力が身に付き、大局観も感覚も磨かれる。言わば石の原点と言える。
金日煥[キム・イルファン]
著・文・その他
李夏林[イ・ハリム]
著・文・その他
洪敏和[ホン・ミンファ]
翻訳
内容説明
感覚の養成、いたします。問題を解くことで、大局観や感覚が磨かれる。
目次
第1章 定石(星編)
第2章 定石(小目編)
第3章 布石
第4章 石の動き
第5章 削減と攻め
著者等紹介
金日煥[キムイルファン]
1956年4月28日生まれ。1974年プロ入段。1998年九段昇段。2001年入神連勝最強戦準優勝。2004年プロシニア棋戦準優勝。2005年マキシムコーヒー杯ベスト16。2007年電子ランド杯ベスト4。2008年電子ランド杯ベスト8。2009年三星火災杯本戦進出。2010年BCカード杯本戦進出。2012年BCカード杯本戦進出。2014年シニア国手戦準優勝
李夏林[イハリム]
成均館大学史学科卒業。在学中の1981年大学囲碁連盟戦で11連勝して全勝賞を受賞、1985年と86年にはソウル新聞が主催する大学囲碁覇王戦で準優勝するなど優秀な成績を収め、日韓大学生交流戦韓国代表に選ばれる。卒業後は韓国の主要出版社で15年余り企画や編集の仕事をする。しばらくの間は囲碁と少し距離を置いてたが、1994年に韓国経済新聞主催の富士通杯サラリーマン囲碁大会で優勝し、日本のサラリーマン選抜チームとの交流戦に韓国代表として出場。これを機に囲碁への夢が蘇り、1990年代後半から、囲碁と出版を結びつける専門企画編集者として活動を始めた
洪敏和[ホンミンファ]
1970年、東京生まれ。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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