出版社内容情報
囲碁は深遠なゲームであり、人工知能にはこれから10年は負けないと言われていた。ところが昨年ヨーロッパでファンフ二段が、アルファ碁に負けた。それでも、イ・セドルには勝てないだろうとほとんどのプロが予想した。しかし4勝1敗で負けてしまった。ディープ・ラーニングという方法で、人工知能は進化していたのだ。本書は、対局に臨んだイ・セドルの苦悩とアルファ碁の強さを棋譜によって解説した。
洪旻杓[ホン・ミンピョ]
金振鎬[キム・ジノ]
洪敏和[ホン・ミンファ]
目次
解説 “アルファ碁”を正しく理解する
囲碁の基礎 囲碁をはじめる前に必ず知っておくべきこと
第1局 “アルファ碁”はなぜミスをしたのだろうか?
第2局 アルゴリズム、人間の直感を超えた
第3局 いよいよ“アルファ碁”の弱点をルックアップ
第4局 神の一手、78番目の石
第5局 人間、李世〓(ドル)の美しい挑戦
著者等紹介
洪〓杓[ホンミンピョ]
1984年、5月9日生まれ。2001年、プロ入段。2003年、農心辛ラーメン杯韓国代表。2004年、三星火災杯本戦進出。2007年、LG杯世界棋王戦ベスト4、農心辛ラーメン杯韓国代表。2009年、LG杯世界棋王戦本戦進出。2015年、九段昇段。現在、韓国国家代表チームでコーチ(研究生担当)を務めており、囲碁テレビの解説者としても活躍中
金振鎬[キムジノ]
1956年、10月30日生まれ。ソウル科学総合大学院教授。ソウル大学経営学部を卒業後、ペンシルバニア大学(Wharton School)で経営学修士号と博士号を取得。社会と企業の様々な問題に、データ分析によりアクセスするための研究を主にしている。囲碁のコミについての統計分析で有名
洪敏和[ホンミンファ]
1970年、東京生まれ。小学生の頃、兄と碁を始め、韓国外務省勤務の父のもと、アフリカ、ヨーロッパ、南米、日本で様々な経験を積む。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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