出版社内容情報
囲碁は361路の交点の内、多くを囲った方が勝ちですが、取った石は相手の囲った所を埋めることが出来るというルールもあります。自分の囲った所を守るとか、逆に囲われた所を荒らすとかの攻防があります。そこに石を取る技術、相手の弱点を狙う技術、重くして責める技術、根拠を奪うとか、効果的に封鎖するとかの技術が介在します。本書は攻めとサバキの筋と急所に焦点をあてて、実戦的な練習ができるように構成されています。
目次
第1章 攻めの筋と急所
第2章 サバキの節と急所
第3章 打ち込みの攻防
第4章 プロの実戦、攻めとサバキ
著者等紹介
〓薫鉉[チョフンヒョン]
1953年3月10日、韓国、全羅南道木浦生まれ。1962年9歳で韓国棋院初段(最年少記録)。1963年10月、渡日。瀬越憲作九段に入門。1972年兵役のため帰国。1974年最高位戦優勝(初タイトル)。1980年韓国国内の全タイトルを制覇。1982年韓国初の九段。2000年富士通杯優勝。TV囲碁アジア選手権優勝。2001年富士通杯優勝。三星火災杯優勝。TV囲碁アジア選手権優勝。2002年三星火災杯優勝。2009年BCカード杯4強
洪敏和[ホンミンファ]
1970年、東京都生まれ。韓国外務省勤務の父のもと、アフリカ、ヨーロッパ、南米、日本で様々な経験を積む。韓国外国語大学卒。大学時代の1995年に、大学アジア囲碁選手権戦優勝。1996年、北京・日中韓アジア囲碁選手権戦韓国代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。