出版社内容情報
言葉に潜む規則を探す、新たな書籍ができました!
日本語検定の公式キャラクター「にほごん」は、日本語が大好き。何気ない言語表現に不思議を見つけては、日本語学者の高田先生に尋ねます。
「ねえねえ、高田先生。『布団に寝る』と『布団で寝る』は何が違うの?」
「にほごん、おもしろいことを考えているね!」
本書では、高田先生がにほごんの疑問に寄り添いながら、文法の世界へといざないます。「こういう言い方はするけど、こういう言い方はしないな」などと、感覚を頼りにして楽しめるのがこの書籍の大きな魅力。無意識に従っている規則に気づいたときの快感を、ぜひ味わってください!
各トピックには、にほごんの毎日を描いた漫画や、言葉について考えるネタを集めた「考えてみよう」も収録。読み進めるうちに身の回りの言葉が何だか気になってくる、言葉へのアンテナがぴんと立つ一冊です。
【「ゆる言語学ラジオ」水野太貴さん推薦!】
“文法さえ詳しくなれば、日常はこんなに面白くなる。なんてコスパのいい趣味なんだ!!”
【目次】
1日目 たった一字に詰まった不思議
1.助詞が無いと気になっちゃう
「にほごんが2人いる」の「2人」の後には、何が省略されているの?
2.悩ましき深き「に」と「で」
「布団に寝る」と「布団で寝る」は何が違うの?
3.「に」にもいろいろ
「お散歩に行く」の「お散歩」ってどこのこと?
4.「明日にやります」がダメなワケ
「土曜日にやります」とは言えるのに、「明日にやります」とは言えないのはなぜ? 「明日に“でも”やります」とは言えるのに……。
5.「は」と「が」の違いを追う
「猿がトイレにいる」と「猿はトイレにいる」は何が違うの?
6.イラっとさせる「は」
「このみたらしだんごは美味しいね」がイラっとさせるのはなぜ?
7.「を」が重複できない不思議
「壁を飾る」「ポスターを飾る」はそれぞれ成り立つのに、「壁をポスターを飾る」に違和感を覚えるのはなぜ?
2日目 言葉の分類、いろいろ
1.心ひかれるキャッチコピー
「まじめなアイドル、まじめにアイドル」にひきつけられるのはなぜ?
2.副詞化する「すごい」
「すごい楽しい」がダメなのはなぜ?
3.「開く」の違いは読み方だけか
「ドアがひらく」は「ドアをひらく」と言えるのに、「ドアがあく」は「ドアをあく」とは言えない。何が違うの?
4.空腹にするのかさせるのか
「あんみつがにほごんを空腹に( )」の空欄に入るのは、「させる」? それとも「する」?
5.「食べたくある」にならないワケ
「食べたくない」はあるのに「食べたくある」がないのはなぜ?
6.オノマトペと助詞の深い関係
「どろどろと溶ける」と「どろどろに溶ける」は何が違うの?
7.「おいしいでした」にならないワケ
「です」の過去形は「でした」なのに、「おいしいです」の過去形が「おいしいでした」じゃないのはなぜ?
3日目 言葉にあらわれるものの見方と考え方
1.「た」で変わる印象
「おはようございました」はなぜ皮肉っぽく聞こえるの?
2.未来のことになぜ「来た時」
「今度来た時に食べようよ」と「今度来る時に食べようよ」は何が違うの?
3.文脈の中の「それ」と「これ」
①「にほごんには好きな遊びがある。( )はかくれんぼである。」、②「にほごんにはしっぽがある。( )は気持ちが高ぶった時に言葉をつづるためのものである。」、前者には「それ」が、後者には「これ」が入りやすいのはなぜ?
4.「こ・そ・あ」の使い分け
「これ」「それ」「その」「あれ」はどうやって使い分けるの?
5.「~ている」の謎
もう剥がれ終わったのに、「ポスターが剥がれている」と言うのはなぜ?
6.助数詞が映し出すもの
「一足」ってまぎらわしくない?
4日目 言葉と言葉の関係
1.複合動詞は語



