文法、どこにありますか?

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784487818495
  • NDC分類 815
  • Cコード C0081

出版社内容情報

言葉に潜む規則を探す、新たな書籍ができました!

日本語検定の公式キャラクター「にほごん」は、日本語が大好き。何気ない言語表現に不思議を見つけては、日本語学者の高田先生に尋ねます。

「ねえねえ、高田先生。『布団で寝る』と『布団に寝る』は何が違うの?」

「にほごん、おもしろいことを考えているね!」

本書では、高田先生がにほごんの疑問に寄り添いながら、文法の世界へといざないます。「こういう言い方はするけど、こういう言い方はしないな」などと、感覚を頼りにして楽しめるのがこの書籍の大きな魅力。無意識に従っている規則に気づいたときの快感を、ぜひ味わってください!

各トピックには、にほごんの毎日を描いた漫画や、言葉について考えるネタを集めた「考えてみよう」も収録。読み進めるうちに身の回りの言葉が何だか気になってくる、言葉へのアンテナがピンと立つ一冊です。

【「ゆる言語学ラジオ」水野太貴さん推薦!】
“文法さえ詳しくなれば、日常はこんなに面白くなる。なんてコスパのいい趣味なんだ!!”


【目次】

1日目 たった一字に詰まった不思議
1.助詞がないと気になっちゃう
2.悩ましき深き「に」と「で」
3.「に」の意味は場所のみにあらず
4.「明日にやります」がダメなワケ
5.「は」と「が」の違いを追う
6.イラっとさせる「は」
7.「を」が重複できない不思議

2日目 言葉の分類、いろいろ
1.心ひかれるキャッチコピー
2.「すごい」が副詞になっていく
3.「開く」の違いは読み方だけか
4.空腹にするのかさせるのか
5.「ない」の否定が「ある」じゃない
6.オノマトペと助詞の意外な関係
7.「です」って二種類あんねん

3日目 言葉にあらわれるものの見方と考え方
1.「た」が変える印象
2.未来のことになぜ「来た時」
3.文脈の中の「それ」と「これ」
4.「こ・そ・あ」の区別に潜む手がかり
5.「~ている」の謎
6.助数詞が映し出すもの

4日目 言葉と言葉の結びつき
1.複合動詞は語順が大事
2.合わせタコとばの違いやイカに
3.「という」がおもしろいという話
4.名詞と述語のあいまいな関係
5.かかり方でもあいまいに

5日目 語の形の変わり方
1.変化しないのに活用語尾とは……
2.形容詞みたくなる動詞
3.「ら抜き言葉」の正体は……
4.「そうだ」もいろいろあるそうだ
5.「さ」の振る舞いが分からなすぎる

内容説明

「布団で寝る」と「布団に寝る」は何が違うの?「すごい楽しい」がダメなのはなぜ?「食べたくない」はあるのに「食べたくある」がないのはなぜ?答えはあなたの中にある。一緒に考えてみよう!

目次

1日目 たった一字に詰まった不思議(助詞がないと気になっちゃう;悩ましき深き「に」と「で」 ほか)
2日目 言葉の分類、いろいろ(心ひかれるキャッチコピー;「すごい」が副詞になっていく ほか)
3日目 言葉にあらわれるものの見方と考え方(「た」が変える印象;未来のことになぜ「来た時」 ほか)
4日目 言葉と言葉の結びつき(複合動詞は語順が大事;合わせタコとばの違いやイカに ほか)
5日目 語の形の変わり方(変化しないのに活用語尾とは…;形容詞みたくなる動詞 ほか)

著者等紹介

高田祥司[タカタショウジ]
秀明大学准教授。専門は日本語学。大阪大学大学院文学研究科在学時から、方言の文法を中心に研究している。最初の就職先である韓国・新羅大学校に勤務した際、自身が調査を進めてきた東北方言と初めて触れる韓国語の文法の思いがけない類似性に惹かれ、日本語と韓国語の対照研究に着手。方言を含めた言語間の対照研究という新たな分野を開拓する。研究を通して感じた”伏線回収”の醍醐味を共有したいとの考えから、大学では、学生自ら点と点をつないで答えにたどり着けることを大事にした授業を行っている。本務の傍ら、一般向けの発信も行い、YouTube・Podcast番組「ゆる言語学ラジオ」に監修として協力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ken

3
「布団"で"寝る」と「布団"に"寝る」って何がちがうの? 「ボク"は"山田だ」と「ボク"が"山田だ」って何が違うの? たぶん答えられる人はほとんどいない。だけど僕たちはこれらを適切に使い分ける。「昔々あるところにお祖父さんとお婆さん"は"いました」とは言わないし、「ボクの将来の夢は俳優になって舞台"で"立つことです」とは言わない。「お祖父さんとお婆さんまさ"が"いました」っていうし、「ステージ"に"立つことです」ってちゃんという。これって実はすごいことだ。文法とはまさに、僕たちの"ここ"にあるのだ。2026/08/22

リュシス

3
日本語教室を担任した時、「『が』と『は』って何が違うの?」と聞かれ、初めて自分もよく分かっていないことに気づいて勉強し始めたのを思い出した。日本語母語話者は、文法を説明できなくても使えてしまう。普段はそこにあることさえ意識しないのに、誰かに尋ねられた途端、「あれ、なぜだろう」と立ち止まる。そう考えると、「文法、どこにありますか?」というタイトルがとってもおもしろく感じられる。文法が姿を現すのは、いったいどんな時なのだろう。2026/08/10

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