出版社内容情報
【本シリーズの特色】
1)これからの子どもたちにはSDGsという大きな課題があります。環境、エネルギー、食糧、医療、人権、性差など、多くの問題と向き合っていきます。本書は理科的思考から、SDGsの課題を考えていきます。
2)理科の学びは、実は、社会、算数、国語、芸術とも密接に関係があります。理科を学びながら他教科の理解も深めていきます。今までの類書になかった観点になります。
3)各巻の各テーマは、すべて子どもの「主体的な」疑問からはじまり、子どもたち自身の「探求心」を高めていきます。
【この巻の目次】
第3巻 芸術の理解を深める理科
1章 光の理科で見る美
2章 音の理科で聴く美
3章 触れて知る世界の理科
4章 理科で香りと味をとぎすます
目次
1 光の理科で見る美(空には空気しかないけれど、なぜ絵の具を塗らなくても青く見えるの?13;カメラにはレンズがある。虫メガネもレンズ。レンズはいつ誰が作ったの?9 ほか)
2 音の不思議(秋の虫たちの合唱は見事。コオロギは仲間の声が聞こえて鳴いているの?15;楽器にはいろいろな形がある。笛にはどうして穴がたくさんあるの? ほか)
3 触れて知る世界の理科(手のひらで雨粒を受けたり、傘に当たる雨音で、雨の強さがわかるのはなぜ?13;人は風を肌で感じ、ものは風を受けて動く。風はどうやって吹き始めるの? ほか)
4 理科で香りと味をとぎすます(アイスクリームは溶けたほうが甘く感じるのはなぜ?パティシエみたいに作りたい!2;ケーキやパンがふっくらふくらむのはなぜ?失敗するとしぼむのも不思議。2 ほか)
著者等紹介
藤嶋昭[フジシマアキラ]
1942年、東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。工学博士。専門は光触媒、機能材料。東京理科大学栄誉教授、東京大学特別栄誉教授。日本化学会会長、日本学術会議会員などを歴任。日本化学会賞、日本学士院賞、恩賜発明賞、日本国際賞、文化功労者、ゲリッシャー賞、ガルバーニメダルなど受賞歴多数。2010年に文化功労者、2017年に文化勲章受章
田中幸[タナカミユキ]
サイエンスライター。長年、中学校や高等学校で理科を教えている
結城千代子[ユウキチヨコ]
サイエンスライター。長年、大学で教えながら、小学校生活科・理科、中学校科学の教科書執筆にたずさわっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。