出版社内容情報
古代ギリシア哲学から21世紀の現代思想まで、わかりやすく学べる!
10歳から大人まで楽しめる哲学の入門書。
世界中の哲学者・思想家たちが直面した「謎」について、一緒に考えてみましょう。
「存在」や「知識」、「正しさ」などの古典的な哲学テーマはもちろん、「機械は考えられるか」「動物を平等に扱うべきか」といった、最近の話題にも触れています。オールカラーのイラストつき。
「哲学」は謎から出発します。なんの謎かといえば、この世界のさまざまなものについての謎です。宇宙ってどんな場所だろう、自分はずっと同じ人間なんだろうか、よいとか悪いってどう違うんだろうとか、いろんなものが謎だらけです。この本は、そうした謎について過去の哲学者たちが考えたことをヒントに、どんなふうに考えられるかを教えてくれます。そうそう、この本を手にしたばかりの君にとっては「哲学」だって謎かもしれません。分からないことを楽しみながら、何度も読むのがコツですよ。
――訳者まえがきより・山本貴光
内容説明
古代哲学から21世紀の現代思想までをイラストで解説。10歳から大人まで楽しめる哲学の入門書。
目次
「存在」ってなんだろう(一番小さいものはあるのか;無はあるの? ほか)
「知識」ってなんだろう(信じているのか、知っているのか;私が確実に知っていることにはなに? ほか)
「正しい」とか「間違っている」ってなんだろう(正しいか、間違っているか、どうやって見分けられる?;嘘をつくのは正しいことか ほか)
「平等」ってなんだろう(他の人をどう扱うべきか;誰が権力を持つべきか ほか)
「考える」ってなんだろう(心ってなに?;心はどこにあるの? ほか)
著者等紹介
山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。文筆家、ゲーム作家。2021年4月より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。