赤ちゃんの命を守るあおむけ寝―乳幼児突然死症候群にならないために

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赤ちゃんの命を守るあおむけ寝―乳幼児突然死症候群にならないために

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487816460
  • NDC分類 493.91
  • Cコード C0036

出版社内容情報

乳幼児の命を突然に奪う「乳幼児突然死症候群(SIDS)」。
長年、原因不明の疾患とされてきたが、近年その原因と対策が明らかになった。
本書では、まず乳幼児突然死症候群とはどんな疾患であるのかを検証し、その不条理な疾患がもたらす家族、特に母親の悲しみの深さを浮き彫りにする。
次に乳幼児突然死症候群の病態が解明されるまでに研究者たちが歩んできた道のりを振り返り、近年になってようやくAndre Kahn 博士らの研究によって明らかにされたSIDSの病態生理を解説する。
そして、人類学的見地から、赤ちゃんのあおむけ寝が人類を進化させ、突然死を減少させたことを述べる。
さらに乳幼児突然死症候群の発生が育児環境に大きく影響されることを踏まえ、うつぶせ寝保育が最も重要なリスク因子であるということに至るまでの歴史的経緯をたどる。
そこには著者も含めた医療者による人為的な関わりがあったことを、深い反省と共に再確認する。
最後に、近年は働く母親が当たり前となり、これまでの家庭中心だった乳幼児の養護において保育施設の重要性が増してきた。
それに伴う、乳幼児突然死症候群の予防が保育施設の大きなテーマとなっている。
その最新のガイドラインを解き明かす。

内容説明

赤ちゃんのあおむけ寝が人類を進化させ突然死を減少させた!原因不明の疾患をついに解明する!乳幼児の父親母親、保育関係者、医療関係者の希望の1冊!

目次

第1章 乳幼児突然死症候群とは
第2章 乳幼児突然死症候群の病態生理の解明への歩み
第3章 人間の赤ちゃんがあおむけで寝る人類学的理由
第4章 なぜ人間の赤ちゃんがうつぶせ寝にされたか
第5章 うつぶせ寝保育と乳幼児突然死症候群
第6章 保育施設におけるうつぶせ寝保育の問題
第7章 SIDS家族の会とグリーフケア

著者等紹介

仁志田博司[ニシダヒロシ]
1942年福島県生まれ。小児科医・米国新生児周産期専門医。1968年慶應義塾大学医学部卒業。1969~74年米国で小児科学・新生児学研修。現在は東京女子医科大学名誉教授・北里大学客員教授。神奈川県厚木市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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つーちゃん

10
乳幼児突然死症候群、SIDSについての本。感染症や栄養不足などによって乳幼児が死亡するケースが激減した現代社会には、急に呼吸が出来なくなり亡くなってしまうSIDSという病気があるらしい。多くは目を話した隙に亡くなってしまうため、愛する我が子を失った上に自分の過失であったと罪の意識を抱く母親も多いのだとか。しかしこれはうつぶせ寝をやめ、あおむけ寝保育をすることによってかなり発症を抑えられる。うつぶせ寝の歴史的経緯から保育園での対応、遺族のケアまで盛りだくさん。ただの窒息事故ではないという認識が大事。2023/03/20

アルミの鉄鍋

2
★4 興味深かった。なぜあおむけに乳児を寝かさないといけないのか、の根本が分かった気がする。アメリカ育児と日本育児の違いはあおむけ寝とうつ伏せ寝の生活習慣の違いから突然死を引き起こす事が証明されたのは幸なのか不幸なのか。そして慣らし保育でも子どものストレスから突然死が高くなるのも注意と。2022/12/28

ミツバ

1
SIDSが怖くて借りた。専門的だけど読みやすかったし今の寝かせ方は正解と思えてよかった。 あおむけ寝が人を人間たらしめたというのはなるほどと思った。最近は向き癖や頭の形が気になって不安だったけど第5章で人間の乳幼児は何十万年もあおむけ寝保育によって育ってきた、頭の形を多少歪にすることがあったとしても必要としないヘルメットが乳幼児の自然な動きを妨げ、母親に無用な精神的・経済的負荷を課すことの負の側面に思いを馳せねばならない、という言葉に少し心が軽くなった。2024/09/16

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