五木寛之セレクション〈2〉音楽小説名作集

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五木寛之セレクション〈2〉音楽小説名作集

  • 五木 寛之【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 東京書籍(2023/04発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 396p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487814497
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0393

出版社内容情報

五木寛之、初のテーマ別作品集、待望の第2弾!

第2巻目は、【音楽小説名作集】として、衝撃のデビュー作『さらばモスクワ愚連隊』の他、ジャズやファドなどをテーマとした、時代を越えた名作の数々を収録。
巻末には、マイク・モラスキーとの対談解説を掲載。

【収録作品】

『さらばモスクワ愚連隊』(1966.6)
モスクワの裏通りを舞台に不良少年たちが奏でる奇跡のジャズ演奏。境涯をこえた音楽の本質に迫った鮮烈なデビュー作。
小説現代新人賞受賞作

『海を見ていたジョニー』(1967.4)
音楽は人間だ。ジャズ的とは人間的なことだ。黒人兵ジョニーの戦慄のピアノ演奏。

『老兵たちの合唱』(1968.1)
ニューオリンズの黒人ジャズバンドによる日本公演。平均年齢68歳の奇跡の演奏。

『われはうたへど』(1969.8)
日陰の道を歩む老作詞家。依怙地な男には戦意高揚歌を作っていた過去があった。

『帝国陸軍喇叭集』(1970.1)
途方に暮れる音楽ディレクター。とある店で目撃した陸軍喇叭に命運をかける。

『暗いはしけ』(1971.10)
ポルトガル リスボン。ファドの歌い手との運命的な出会いと別れの衝撃的結末。

【対談解説】(50頁)

五木寛之 vs. マイク・モラスキー
戦後のジャズ文化を中心に五木作品と異質性について語り合う。

マイク・モラスキー
早稲田大学国際教養学部教授、66歳、専攻は日本文化研究、ジャズ研究

内容説明

衝撃のデビュー作!『さらばモスクワ愚連隊』収録。人間の生き方と音楽の根源に迫る。著者初のテーマ別作品集、第2弾!

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年(昭和7年)9月福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮半島に渡り幼少期を送る。戦後、北朝鮮平壌より引揚げ。52年早稲田大学ロシア文学科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』(筑豊篇ほか)で第10回吉川英治文学賞を受賞。2002年、第50回菊池寛賞、09年にNHK放送文化賞、10年に『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

momogaga

38
1960年後半の時代背景を懐かしみながら読みました。「さらばモスクワ愚連隊」は正に音楽小説の名作。2023/05/28

Keita

4
理想を追及する主人公が第三者に踊ろされる悲哀を格好よく、少し時代から取り残されている男の心を擽る。本全集の作品の結末は救いを感じ得なかった。2024/01/04

つまみ食い

3
音楽小説とあるが、ミュージシャンが主というよりその裏側のプロモーター、プロデューサー、広告会社、ジャズ喫茶の人間などが中心となっているのが面白い。音楽小説と同時に、仕事小説かもしれない。2025/09/16

まんだよつお

3
「音楽小説名作集」と銘打って「さらばモスクワ愚連隊」「海を見ていたジョニー」「老兵たちの合唱」「われはうたへど」「帝国陸軍喇叭集」「暗いはしけ」を収録。「さらば…」のセッション場面を初めて読んだ時の感動は忘れられない。2024/03/21

めまい

3
巻末の対談で現場主義を認める箇所がいくつもあったが、それは小説にも反映されている。ある理想や正しさがあるからといって、それをそのまま正論をやってしまえば人と人は立ちいかなくなる、一筋縄ではいかない人間関係の機微をとても優しく掬い上げていると感じた。『われはうたへど』はまさにそういった作品。『老人たちの合唱』もラスト数ページの怒涛の展開に驚いた。著者のことはどちらかというと作詞家として認識していたので、また機会があれば他の作品も読んでみたい。2023/05/25

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