出版社内容情報
第1の人生(学者)、第2の人生(作家)、そして私は第3の人生を生きる!
2009(平成21)年3月に筑波大学を退職した著者は、翌年4月に東京のインターコンチネンタルホテルで筑波大学退職記念パーティーを開催した。
パーティーのコンセプトは「夢のはじまり」。
筑波大学退職までの人生を第1の人生とすれば、退職後の人生は第2の人生となる。
その意味で「夢のはじまり」だった。
著者の夢は順調に滑り始め、第2の人生である地名作家としての地位は揺るぎのないものとなっていった。
多数の著書の刊行、テレビ番組への出演など、夢は大きく花開いていった。
そんな矢先の2018(平成30)年2月、著者を突然病が襲った。
意味不明の体調不良、病状の悪化、そしてついに呼吸不全に陥る。
2か月に及ぶ検査の結果、著者は脳からの神経が十分行き届かず筋肉が萎縮していくALS(筋委縮性側索硬化症)と診断される。
本書は、難病のALSと診断されながらも、第3の人生を力強く生き抜くと「新たな夢」に向かって突き進む著者の思いを綴った書き下ろしである。
目次
第1幕 ALSとの闘い(ある異変;病魔の進行;ALSの宣告を受ける)
第2幕 病室の窓(反響;「それでも生きる!」;我が人生の「先へ!」)
第3幕 夢を追いかけた日々(どんな子どもに育ったか;教育学を志す;大学教員として生きる;地名作家への道)
第4幕 ALSを生きる(精いっぱい生きる!;ALSと向き合う;さらなる夢に生きる)
著者等紹介
谷川彰英[タニカワアキヒデ]
1945年長野県松本市生まれ。作家、筑波大学名誉教授。松本深志高校から東京教育大学教育学部に進学し、教育学者としての道を志す。千葉大学助教授を経て筑波大学教授、理事・副学長を歴任、退職後は地名作家の道へ。2018年2月体調を崩し、1年後に検査の結果、難病のALSと診断される。それ以降も難病と闘いながら執筆活動を続けている。代表作に『京都 地名の由来を歩く』(ベスト新書)に始まる「地名の由来を歩く」シリーズなど多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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