超約 ヨーロッパの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487811991
  • NDC分類 230
  • Cコード C0022

出版社内容情報

ギリシャ、ローマから現代まで、2000年以上に及ぶ「ヨーロッパ」の歴史を大胆に要約、すなわち「超約」して解説。

内容説明

世界的ベストセラー、待望の日本語版。文明史の大きな曲がり角で、今あらためて問う。「西欧」とはなんだったのか?特徴と構造を3つの要素に大胆に還元して描き切る。グローバルな教養=ヨーロッパ史を身につける。図解&カラー図版多数。

目次

超約 ヨーロッパの歴史(ヨーロッパの誕生―三つの要素;近代ヨーロッパ)
ヨーロッパ史の諸相(侵入と征服;政治の第一形態―民主主義;政治の第二形態―封建制;皇帝と教皇;言語;普通の人々)
破壊的な諸力(産業化と革命;二つの世界大戦)

著者等紹介

ハースト,ジョン[ハースト,ジョン] [Hirst,John]
1942‐2016。オーストラリア出身の歴史家。オーストラリアのラ・トローブ大学に40年近く所属し、同国の歴史を中心とした研究・教育にあたる

福井憲彦[フクイノリヒコ]
1946‐。歴史家。学習院大学名誉教授、公益財団法人日仏会館理事長、獨協大学外国語学部特任教授。フランスを中心としたヨーロッパ近現代史を専攻

倉嶋雅人[クラシママサト]
1955‐。編集者、翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業。早稲田大学エクステンションセンター、中日文化センター、毎日文化センターで、「バラの文化史」と「ケルトの歴史と文化」の講座をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

44
ローマ帝国は、属国にラテン語の強要は強いなかったが帝国が崩壊すると、ラテン語はそれぞれの国の言語として進化していった。これがロマンス語と総称されるものである。このロマンス語とは、ローマ人様式の言語という意味であり、ローマの様式をルーツとする建築のことをロマネスク建築と呼ぶのと同じである。 ロマンス語の主要言語はフランス語、イタリア語、スペイン語である。ヨーロッパで現在話されている言語のほとんどは、ロマンス語・ゲルマン語・スラヴ語という大きな「語族」のいずれかに分類できる。2021/04/03

サイマ

12
世界史を理解するには出来事をどう自分なりに頭の中で整理するかだと思う。ヨーロッパ史は何度勉強してもなかなか理解出来ない…この本で少しは整理が進んだがまだまだだなあ。【ヨーロッパの古代】①古代ギリシャローマの文化②キリスト教③ゲルマン人の侵入【中世】西ローマ帝国の終焉から1400年代【近代】15世紀ルネサンス、16世紀プロテスタント改革、17世紀科学革命、18世紀知的運動、19世紀初頭までロマン主義運動…産業化と革命、20世紀二つの世界大戦…と言うような流れなのですね…2019/08/31

Iwata Kentaro

8
読了まで恐ろしく時間がかかった。が、名著。また読み直したい。レイマンのための歴史書はこうあるべき。2020/05/08

クサバナリスト

8
ギリシャローマ、キリスト教、ゲルマン人といった切り口からヨーロッパを大胆にそのれきしを語るのは歴史の教科書にはない捉え方で興味をひかれた。2019/09/20

Eimi

7
原題はThe shortest history これ一冊をざっと一日で読見切ると、ヨーロッパにおける文明の発生から現代までの構造がなんとなくわかる。 世界史を勉強したいけど、長い本を読んでると読んだ内容を忘れちゃうなあ、という人におすすめ。混乱や分断が進む今こそ、一市民の責務として歴史を再び学びたいと思う。2020/03/09

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